令和元年度埼玉県高等学校バスケットボール新人大会
1月10日(金)10:00~春日部市総合体育館にて、埼玉県立朝霞高校と試合を行いました。
結果は、こちらのHPをご覧ください。
http://hs.saitamabasketball.com/result.html
やはり、懸念していた通り、最初の立ち上がりからシュートは全く入らず…そのリバウンドが粘れればまた違ったのですが、結局課題となっていたリバウンドは、やり続けるということはできませんでした。
2・3・4Qを見ると、十分に戦えていた部分も多かったです。県大会の1回戦という場で、通用したこともたくさんありました。また、練習で取り組んでいたことが形となっているプレーも非常に多く見られました。シュートが入らなかった場面でも、過程の部分は練習で取り組んできたことを発揮できていた場面も多くありました。それは、非常に良かったと思います。特に、アキナがリバウンドやルーズボールと、今まで以上に良く頑張っていたと感じました◎
ですが、最初の点差から巻き返すことはできずに、終わってしまいました。第1Qで2点しか取れませんでしたね…40分を通してみても、53点しか取れませんでした。厳しいですが、これでは、県大会では勝てないということを知りました。
こういった舞台だけでなく、普段の練習や練習試合で、自分たちから最初からやるということができないことが、敗因の1つであったことは間違いないと思います。いつも、どうしても受け身に物事をとらえていくこと、自分自身で決断していくことができないこと、言われてから行動することなど、そういった人間性を養っていかないと、結局相手に何かされてから対応するばかりになってしまい、的確な判断が遅れてしまうのです。これは、バスケットにおいてのことだけではありません。普段の練習からずっと言い続けてきたことですが、今年のチームは非常に良い子たちで、努力家なのですが、やはり貪欲に自分たちから主体的に取り組むという姿勢が今一つ足りません。本当の負けず嫌いではないのです。(本当の負けず嫌いとは、やられたくないから、その前に自分で仕掛けるとか、やられたら倍やり返すとか、試合当日も弱気にならずに、絶対に負けたくないという気持ちを持つとか、そういうことだと思うのです。)
やられたり叱られたりすると、落ち込んだり泣いたりするばかりで、本当の負けん気が感じられない場面も多く見られます。
もっともっと、日頃の練習や練習試合から意識をこの県大会に定めて取り組んでいくことが、春またこのステージに立つためには必須です。それを、理解するだけではなく、実行していかなければならないことを、選手たち自身が自覚を持つことが大切ですね。
「初めて」の出場と言えばもちろんそうでしたが、2年生にとっては、ここに繋がるチャンスはあと2回しかありません。
もう一度、この場所に来るためには、この冬今までと同じことを練習していてはダメです。今までよりも、更に意識を変え、プライドをもって、言われなくても自分たちで練習の質を高めていく必要があります。
そして、この4人の2年生なら絶対にそれができるはずです!!!この冬、TEAM COSMOS11人で、より本気になって絶対に次の関東大会予選でも、県大会に行ってやる!!!!!!!と、顧問は更に熱がこもっています。闘志に満ち溢れています。それだけ、勝てる要素もあったゲームだと感じているからです。悔しいという気持ちが沸々と湧き上がってきています。
さて、この2日間は、本校では中学入試が行われているために、練習はオフです。このオフをどのように過ごしているのかということも非常に大切ですね。
ただ、目的もなく過ごし、時間がたってしまうのでは、今までの練習の取り組み方とも一緒です。それでは、志望校に合格することも、また春に県大会へ駒を進めることもできません。
そして、今日県大会の舞台ではベスト8を懸け、各チーム必死になって戦っています。
目指すためには、まず見る。そして、知る。そして、公言する。そうでないと、その目標へは決して手は届きません。
また、明日から練習は再開しますが、1月は入試行事が多く、練習があまりできません。だからこそ、勉強の時間を多く作り、自主練の時間を大切にし、この期間で個人でどこまで意識を高く持っていけるかということを大切にしてほしいと思います。
そして、平日にも関わらず、たくさんの保護者の皆様、本校の先生方、応援に駆けつけてくださり、本当にありがとうございました。
今後も、応援してもらえるチームを更に目指していきたいと思います。