男子バスケ日本に現地ファンが大歓声・初戦黒星も人々の心を動かした大善戦
提供元:吉川ミニバスケットボール
2024/07/27 22:46
第1クオーター、攻め込む河村(提供・共同通信社)© (C)デイリースポーツ
「パリ五輪・バスケットボール男子・1次リーグ、日本77-97ドイツ」(27日、ピエール・モロワ競技場)
日本はW杯王者のドイツに対し懸命に食い下がりながらも、最後は地力の差を見せつけられての敗戦。それでも日本の姿に会場のファンは一時、日本側へ回るなど現地の人々の心を動かすプレーを見せつけた。
第2クォーターで八村がダンクを決めると会場の空気が一変した。日本ブースターだけでなく、現地の観客も「何をやってくれるのか」-。そんな期待が充満し、徐々に日本への歓声が大きくなっていった。
河村が圧倒的なスピードを見せ、ディープスリーを決めるとスタンドからは大歓声がわき起こった。第4クォーターで日本が守る状況の中、どちらともとれるファウルがディフェンスと判定されるとスタンドからは特大のブーイングがわき起こった。
最後は地力の差を見せつけられて20点差をつけられてしまったが、中盤まではW杯王者に大善戦。スタンドの大歓声がその事実をまざまざと証明していた。