日本代表現地会場で練習開始
バスケットボール男子日本代表選手が現地25日、練習を公開しました。
パリオリンピック2024の初戦となる「予選リーグ・グループB」のドイツ戦を27日に控えた日本代表。
2度目のオリンピック出場となる八村塁選手もシューティング練習を行い、チームメートとタッチを交わし笑顔を浮かべました。
トム・ホーバスHCは試合会場について、「すごいです。きれいです。やっぱりオリンピックは違うな」と感動の様子。「みんなが試合を楽しみにしている気持ちがすごくあります。僕の仕事はコントロールすること。12人のベストを出せるかなと思います」と語りました。
初戦の相手となるドイツには、19日の国際強化試合で83-104と敗北している日本。ホーバスHCは「あの試合はワールドカップと似ていた。前半がダメで後半は良かった。あの試合はオフェンスもディフェンスも何も見せなかった」と振り返っています。それでも27日の初戦を見据え、「自信は絶対あります」と強く意気込みました。
インタビューに答えたトム・ホーバスHC 日テレNEWS NNN© 日テレNEWS NNN
河村勇輝、比江島慎、富樫勇樹、トム・ホーバス監督、渡辺雄太、八村塁、富永啓生、(後列左から)ジョシュ・ホーキンソン、テーブス海、ジェイコブス晶、馬場雄大、吉井裕鷹、渡辺飛勇© サンケイスポーツ
世界ランキング26位のバスケットボール日本男子は27日午後1時30分(日本時間午後8時30分)、同3位のドイツとの初戦を迎える。日本バスケットボール協会は26日、主将の富樫勇樹(30)=千葉J=のコメントを公式SNSで伝えた。
「オリンピックは特別な場所! チームとして『ベスト8』という目標があるので、素晴らしいチームでいい結果を残して終われるように頑張りたいと思います」
昨年のW杯で48年ぶりに自力での五輪出場を決めて臨む今大会。今月にはW杯覇者のドイツ、準優勝のセルビアと強化試合を行い、いずれも100点ゲームで敗れたが、6月末に合流したエース八村塁(26)=レーカーズ=がチーム最多得点を記録し、左ふくらはぎを痛めていた渡辺雄太(29)が復帰。1次リーグの相手は、ほかに開催国フランス、ブラジルと強豪揃いだが、目標の8強へ、世界を驚かせる準備は整った。