高校バスケ『ウィンターカップ2023』女子組み合わせ
高校バスケ『ウインターカップ2023』女子・初戦の組み合わせ 京都精華の「2年連続二冠」+「三冠」を止めるのは?© SPAIA
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桜花学園はリベンジなるか
『SoftBank ウインターカップ2023/令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会』が12月23日に東京で開幕。28日(木)に東京体育館のメインコートで行われる決勝戦まで、連日見逃せない戦いが続いていく。
11月20日には、各校の初戦の組み合わせが決定した。女子の見どころは何といっても昨年の覇者・京都精華(京都)を止めるチームが出てくるかどうか。昨年は夏のインターハイと冬のウインターカップの二冠を成し遂げ、今年もインターハイを制し連覇を達成している。
さらに先週末には『U18日清食品トップリーグ2023』の最終節・桜花学園戦に競り勝ち、逆転で今年2つ目のタイトルを奪取した。この冬は“連覇”と“2年連続二冠”だけでなく、“三冠”までかかる大一番となる。
一方で、雪辱を期すのが2019年から2021年にかけてウインターカップ3連覇を成し遂げた桜花学園(愛知)だ。4連覇を目指した昨年の大会は3回戦でまさかの敗退。逆襲に燃える今年はまずインターハイで2大会ぶりの優勝を目指し決勝まで進むも、京都精華に圧倒されて準優勝に終わり、上述したように『U18日清食品トップリーグ2023』も負けなしの首位で最終節を迎えながら、今度は1点差で敗れてまたも京都精華に目の前での戴冠を許してしまった。
この冬こそ悔しさを晴らし、女王復権の足掛かりとすることができるか。ともに今大会ではシードに入り、登場は2回戦から。京都精華が組み合わせ表の1番に対し、桜花学園は真逆の60番に入ったことで、両者が相まみえるとしたら決勝戦ということになる。夏・秋に続く2チームの決戦となるのか、はたまたそこに割って入るチームが出てくるのか。大きな注目ポイントとなりそうだ。
1回戦の対戦カードは以下の通り。(コートA~Dは東京体育館、E~Hは武蔵野の森総合スポーツプラザで開催)
ウインターカップ(女子)・歴代優勝校
1971年に『全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会』としてはじまったウインターカップ。その後、2017年の改編で選手権(最も優れた個人/チームを決めるために行われる大会や試合)化されたため、2017年度の大会から開催回数がインターハイ時代の通算数を引き継いだ形に変更された。