2021/8/10 過酷な練習試合‥
こんばんは。顧問の土田です。
東部支部遠征に二日間行ってまいりました。
昨日は県立白岡高校さんへ。
本日は県立庄和高校さんへ。
白岡金谷先生、審判でお越しいただいた3名の方、庄和新屋先生。お世話になりました。
埼玉県でバスケットをしている方々ならご存知かと思われる二校。
私が高校生の時には東部支部の決勝戦、白岡高校が対戦相手でした。あの時からみんなフレンドリーで、仲が良かったんですよね、試合中も話していました。今では考えられないですよね。
白岡はリムカバー、センターコート、ペイントエリアすべてが青く。
庄和はセンターコートにチームロゴが。
かっこよかったです。私立高校とは、、、。
そんな感想から始まりましたが、チームはこの二日間で本当に多くの経験をさせていただきました。二日間見ていただいた保護者の皆様は実感されたのではないでしょうか?
白岡との半日。
伝統のゾーンプレスからハイプレッシャーのディフェンスを仕掛ける白岡に対して受け身に回ってしまいました。随所でいいプレーもあるものの、40分間というバスケットのゲームタイムの多くを相手ペースで掴まれてしまいました。
ああやってゲームの主導権を握るということを選手は体感したのではと思います。
庄和との半日。
ハイプレッシャーは変わらずでしたが、前日の反省を踏まえ、より引かなくなった様子が見てとれました。果敢にゴールに飛び込む動きも生まれ、少しずつ「自分たちもやれる」ことをゲームの中で表現できるようになっていきました。
コート内でどのように自信を持って戦うのか。
戦術的なことも話しながら。ただ、まだこのチームにおいては基礎基本が不足しているため、その徹底を図っている段階です。
具体的に言えばボックスアウト、ディフェンス時のディレクション、ボールレシーブ、ミートなどでしょうか。また自信のなさからシュートで終わらないミス(ターンオーバー)になってしまうケースもしばしば。
さぁこの「弱い気持ち」をどう克服するのか。
チーム力の徹底をしつこく伝えました。
ベンチが総立ちになって、戦っているカート内の5人に声をかけ続けること。
今日の二試合目くらいまでは本当にできておらず、これだけやらないなら俺は辞めると言ったほどです(笑)
途中
「卵が先か、鶏が先か。」という話をしました。
我がチームにおいては
ベンチが選手を必死に鼓舞し、盛り上げたからなのか。それともコート内がいいプレーをしたからなのか。
ということで伝えました。どちらが先でもいいんです。プレーが弱気なままならベンチが伝え続けてやればいいし、プレーがよければ盛り上げてやればいい。
公式戦で大きな声を出すのは禁じられている昨今ですから、今できる環境のときにそのトレーニングをさせたいと思っています。
本当に良い経験となった二日間でした。
明日は午前軽強度の練習をし、調整してお盆休み前の二日間の練習ゲームに備えたいと思います。
また二日間チャレンジマッチです!
p.s.
午前中通り道でしたので岩槻高校にお邪魔し、本校女バスのゲームを吹かせてもらいました。
3年ほど前までは女バスのベンチにも入っていたので懐かしい気持ちと。担任している子の驚きの表情。そして女子バスケット特有の動きや守り方など、非常に勉強になりました。
29歳、まだまだ勉強不足です。
知れば知るほど難しいバスケット。
その本質を少しでも捉え、生徒達に共有していきたいと思います。
p.s.のp.s.
お世話になった両校の先生方から
「またぜひよろしくお願いします!」と言っていただきました。
リップサービスだとも思うんですが、この二日間は本音で言って貰えた気もしています。ニュアンスですけどね。
また胸を借りて挑戦させてもらいましょう!
では。