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男子3回戦に進出していた開志国際、1回戦で対戦したチームの関係者に陽性者が出たために棄権を受け入

2020/12/26 19:05
  

高校バスケ、コロナ禍続く 開志国際が棄権 対戦校関係者に陽性者 欠場7チーム目

日本バスケットボール協会は26日、開催中の「ウインターカップ2020 全国高校バスケットボール選手権」(東京体育館など)に出場中の男子の開志国際高(新潟)が棄権したことを発表した。  同高と1回戦で対戦した専修大附属高(東京)のチーム関係者に新型コロナウイルスの陽性者が発生したことが25日夜に判明。保健所の疫学的調査結果待ちだが、陽性者の行動履歴により、専修大附属高の出場選手が濃厚接触者となる疑いがあり、陽性者が出る可能性が否定できず、その対戦相手だった開志国際高の選手が濃厚接触者となる可能性があるため、日本協会が同校に棄権を指示した。  年に1度の高校バスケの祭典は、コロナ禍に見舞われており、すでに陽性者が出た、男子の市立船橋高(千葉)、土浦日大(茨城)、桐光学園(神奈川)、女子の土浦日大(茨城)、検温時に感染疑いの選手が出た男子の光泉カトリック高(滋賀)、実践学園高(東京)が欠場しており、開志国際高で7チーム目となった。  繰り上げ出場措置は行わず、大会参加記録は「参加」として扱われ、連続出場などの記録は継続となる。

選手が濃厚接触者となる可能性があるとして棄権を指示

ウインターカップは大会4日目を迎えているが、開志国際が日本バスケットボール協会の棄権指示を受け入れたことで今日予定されていた男子3回戦、仙台大学附属明成との試合は行われないことになった。

これまで男子の市立船橋、桐光学園、光泉カトリック、実践学園、そして土浦日大の男女と6チームがチーム内に新型コロナウイルスの陽性反応者や濃厚接触者が出たり、また検温時に発熱が認められたことで棄権してきた。だが、今回は状況が異なり、開志国際からは濃厚接触者も発熱した者も出ていない。

開志国際は24日の1回戦で専修大学附属と対戦し、117-48で勝利したのだが、25日夜になってその専修大学附属のチーム関係者に陽性者が発生した。保健所の調査結果待ちで特定には至っていないものの、専修大附属の選手から陽性者が出て、そこから開志国際の選手が濃厚接触者となる可能性があることを考慮し、日本バスケットボール協会は出場棄権を指示した。

開志国際は不戦敗となり、3回戦は規定により明成の20-0での勝利となる。

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