2020/11/23 新人戦 大宮東戦
こんばんは。顧問の土田です。
2日経ってしまいました。大会は続いており、競技役員として毎日会場に行っておりました。バタバタしていましたが、いろいろと頭の中を整理しているところです。
大宮東89-63武南
(22-18,25-7,15-20,27-18)
完敗です。それ以外の言葉が見つかりません。
選手・マネージャー・スタッフ、全員で抽選会以降、第3シードの大宮東を絶対やっつけようと本気で取り組んできました。
これは本当に嘘偽りないと自信を持って言えます。
スカウティングはもちろん、大宮東対策のプリントも作りました。キーマンのマッチアップなども決めました。また本校、対等あるいは格上の相手と試合をするときに弱気になってしまう傾向がありました。そのため、大会期間ではありましたが、2週間試合間がありましたので、県上位の昌平と川口北に胸を借りる武者修行も行いました。
ただ、ゲームを終え、2日経った今思うことは準備不足であったということ。
これは100%顧問の責任です。点数差は付きましたが、もっとやれた試合。もっと別の準備の仕方があったのではないかと自責の念に駆られています。
第一クォーター。
相手一年エースに開始10秒で3Pを決められます。その後もターンオーバーなどからゲームスタートで7-0のランをくらいます。
その後城太の奇跡のミドルシュートが決まり、落ち着きを取り戻します。大和のレイアップも技あり。
相手のマンツープレスに苦しみながらも突破できた際にはカウンターのような形になり、22-18の4点差で初めの10分を終えました。
そして第二クォーター。
さらに激しくなったプレスディフェンス。プレスダウンについての指示はしていましたが、ガード陣のドリブルに頼る時間帯が増えました。そこでボールをロストしてしまうシーンもありましたが、それ以上にその後の慌てたパスがミスになったり、キャッチミスが起こったり。ターンオーバーが多発しました。
リバウンドで奮起していたノブも4ファール。
クォーター後半からゾーンに換え、少しだけゲームは落ち着きました。ただ、相手のミドルレンジのシュートがよく決まり、前半を20点のビハインドで終えました。
第三クォーターは意地を見せることができたかもしれません。ただ、もちろん本気で勝ちに行ったのでこのクォーターで10点差以内に追いつくことが目標だったので、ゲームをひっくり返すほどまでは至りませんでした。
一番の反省は大宮東の激しいプレッシャーディフェンスをかわすことを第一に考えてしまったこと。求めるのはそこではなかった。
その為、1vs1ばかりにならないようにこの一ヶ月近くの練習の多くをオフェンスに割いてしまっていました。
その結果、63点を取れたかもしれません。
ただ、武南高校バスケ部のチームフィロソフィーはディフェンス・リバウンド・ルーズボール。
リバウンドの総数では勝っていました。
ターンオーバーの数と被スティール数がそれぞれ11武南の方が多かったのが結局相手のイージーシュートに繋がったのが分かりやすい敗因ですが。
我々が目指すゲームは60失点以内に相手を抑えること。そういった意味では相手の土俵で戦ってしまったことが一番の反省です。
守りに関しての指示は多くしていましたが、結局それにフォーカスした練習をなかなか取り入れられていなかったために、チームに浸透していなかったのです。
これは明日から絶対にチームの中で変えていかなければならないポイントです。猛省し、武南高校というチームをゼロからまた作り上げていきます。
昨日は須田先生のご指導のもと、ゲームに絡んだ9人を休みにして残ったメンバーで練習を行ってもらいました。
おそらくゲームに出たメンバーも練習したかったことだと思いますが、試合に出れていないメンバーはいつも我慢しているわけです。そうしたメンバーを中心に据えてやってもらいたかったので、あえてそういう形を取りました。
ラストのゲーム形式の練習でも工夫があったと伺っています。明日から意識のさらに高まったメンバーに会えるのが楽しみです。
本日準々決勝が行われ、大宮東は上尾鷹の台に勝利し、ベスト4へ、そして決勝リーグへの進出を決めました。鷹の台の高確率のアウトサイドシュート、ブレイクで前半16点差でリードされていましたが、後半開始早々のマンツーマンプレスで一気に加勢しました。第三クォーターのみで35-7というスコアでした。改めて大宮東の強さを見せられました。
我々の目指す舞台はこういうレベルなのです。妥協は許されないはずです。
長くなりましたが、今回もズーム配信の方から多くの方に応援していただき、誠にありがとうございました。ご期待に沿う結果を残せず、申し訳なく思っております。
本当に悔しく思っています。生徒もきっと同じ気持ちであると思います。
長い冬を迎えますが、さまざまな工夫を凝らしながら、充実感、満足感を持たせる活動を考えながら取り組んでまいります。改めて、ご声援いただけるとありがたく思います。
私の中学の後輩です。上尾東中です。
私の後ろの軍団はなぜ立っているのでしょう(笑)
すごい姿勢
これは外れた‥軌道?
では。