埼玉県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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2020/8/22 学校総合体育大会 浦和実業戦

2020/08/22 21:26
  

こんばんは。顧問の土田です。
大変更新が遅くなりました。

インターハイの中止に伴い、学校総合体育大会の地区大会、9月からの県大会はウインターカップにつながる大会が行われています。明日ようやく最終日を迎えます。
月曜日の前日準備から競技役員として関わらせていただきましたが、本当に細かい部分まで気を遣われて、先生方のご好意で開催できている大会であると改めて感じました。
南部支部の先生方、本当にありがとうございます。

武南の初戦は20日でした。
諸般の事情により、与野高校が棄権。二回戦で浦和実業との戦いとなりました。

今大会はノーシードながら、昨年のウインターカップ埼玉県大会ではベスト8に入る強豪校です。


ただ、その強豪に対しても準備期間がおよそ1ヶ月ありましたので十分にスカウティング、対策は出来ていたつもりでした。実際試合を終えてもその対策との不一致は大きくはありませんでした。


シュートの本数はほぼ同じ。
リバウンドを一本差だったので、いつもの負けパターンではありません。
ターンオーバーの数は武南が1少なかったです。

今回の試合の敗因は大きく分けて2つ。

①シュートの確率
②ゲームの中での流れの作り方

ゲームの入りの部分で数本一気にシュートを決められ、劣勢からのスタートになりました。
ゲーム序盤の試合の作り方などまだまだ若さが出たと思います。

劣勢になり、ディフェンスから流れを作るのがチームのモットーですから、夏の期間必死にゲームでやってきたオールコートのマンツーマンでガチンコ勝負。
ボールマンに足元まだ入り、徹底してプレッシャーをかける指示でした。


ただ、相手のガードキャプテンの巧さもあり、そこのプレッシャーのかけ方、徹底の仕方が甘かった。

そして練習試合では効果のあったディフェンスが効かないことへの焦り。
ベンチ、応援、コーチが声を十分にかけられないことから圧も薄くなりました。

なにより、ディフェンスが機能しないことから、シュート特にゴール下のフィニッシュの精度がガクンと落ちました。

決めるべき2Pのシュートが落ち続け、武南の2P28点に対し、浦実の2P48点でした。
この20点差がゲームを決めたと考えています。


オールコートのディフェンスを仕掛け続けたことにより引き起こした焦りだと考えています。勿論結果論ではありますが、ハーフコートでキチッと守っていたらどうだったろう、武南のオフェンスは落ち着いたのではないかとも思います。

その反面、夏の間求めてきたオールコートのディフェンスへのこだわりを簡単に捨てていいものかという気持ちもありました。
相手に合わせたディフェンスにすべきか、我々がやり続けてきたディフェンスにすべきかの葛藤でした。
大会会場にずっといるものですから、他校の先生方とお話させていただく機会が多くあります。多くの意見を聞いても五分五分な感じです。難しい。


今大ブーム(土田の中で)の半沢直樹の副頭取の名言
「準備は念入りに、仕留める時は一瞬で」
まさにこれですね。試合に対する準備不足だったのだと反省しています。


オフを挟み、25日から再始動します。もう1.2年チームという条件はほぼほぼどの学校とも変わりません。30日にもゲームを組みました。
「停滞は衰退」

常にチームとしても変化をし続けられるようにしましょう。


そして3年マネージャーの
りりか と はるな が引退しました。
どうせ引退しても勉強しないという理由で私が無理矢理残しました。言わなくても残っていた気がしますが。
今の3年生で最も変化した2人かもしれません。

一方は1人で入部する勇気がある子です。バスケットは未経験なものの、知識を身につけレフリーとしてもこれから頑張ります。自分の学年になる頃から人一倍プレーヤーに声をかけられるようになりました。一年生なんかは私より怖い存在だと思っている子もいると思います。正解です。


もう一方は入る部活を決められず、当時の担任に相談し、その担任が顧問を務める男バスに入ってしまった子です。県でも有名なチームの選手として頑張ってきたのに「走るのが嫌い」という理由でマネージャーになりました。とにかく自分の意見を言うことが苦手だったのが、先輩として多くの声掛けができるようになりました。


2人とも私にとても怒られ続けました。ほとんどが学校生活とお勉強のことですが。
ただ、ひたむきにバスケットには打ち込んでくれました。
静岡からの遠征の帰りには私の小さな車に2人を乗っけて多くの話もしたり。

男バスの中での「マネージャー」というロールモデルを作ってくれたと思います。よく走り続けました。
2年生マネージャー3人が後に続くと思います。期待しています。


保護者の皆様、夏の間多くのご声援ありがとうございました。
また次の大会に向け、新たなチーム作りをしていきます。
足りないもの、課題を多く見つけられたので変われると信じています。

地区一回戦負けから県の8へ。笑われてもやり続けます!頑張ります。

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