秋田ではスポーツ少年団活動・部活動再開
提供元:吉川ミニバスケットボール
2020/03/25 22:06
秋田県内で新型コロナウイルスの感染拡大が見られないことから、
横手市の小中学校ではこれまで
自粛していたスポーツ少年団と部活動を23日、再開した。
児童・生徒たちはそれぞれに目標を掲げながら、
久々の活動に取り組んでいた。
このうち、横手市の中学校では、野球部や吹奏楽部など
16の部活動で2月28日以来、約1カ月ぶりに活動が再開された。
男子バスケットボール部は、活動前のミーティングで
「練習やれることに感謝してやろう。
みんなが喜びをかみしめられるような活動をスタートさせよう」
と生徒たちに指導した。
活動時間はしばらくの間、午前8時半から10時半までの2時間限定で、
感染対策として生徒は自宅で体温を測ってから登校し、
部活動後は手洗いなどを徹底する。
運動部の生徒にとって、スポーツ少年団の活動を自粛していた期間は
4月下旬の春季大会に向け基礎練習や体力づくりをする大切な時期だった。
男子バスケ部の2年生は「シュートが全然入らなくなってたし、
すぐ疲れた。まず体力づくりをしないと」。
「練習ができないので体力も落ちた」
「できる限り、晴れている時は外で走ったりしていた。
感覚が取り戻せていないので、(春の)大会に向けて取り戻していきたい」
「久しぶりできつかったけど、みんなと練習できて楽しかった」
と話していた。
中学校では「友達と一緒に活動できる喜びを味わい、1日1日を大切に過ごしてほしい」
と話している。