3年生の言葉②
私が獨協埼玉で女子バスケットボール部に入る。このことは、自分の中では1ミリも考えていなかったしありえないと思っていました。
最初は、ルールや用語、パスの出し方や受け方など基本的なことを覚えることに必死でした。私1人のせいで色々なことが途中で止まることが嫌で、練習試合では必ず誰かの隣でみて質問攻めばかりでした。そんな私に嫌な顔せずにたくさんのことを教えてくれた先輩方や同級生たちには感謝してもしきれないです。
周りからは、「絶対についていけなくなるよ」や「多分3年までは続かない」など、否定的なことを言われたこともありました。自分自身でもついて行くことが難しいと思ったことは何度もあり、もう辞めてしまいたいと思うこともありました。それでも辞めずに最後まで続けることが出来たのは、他でもない同級生6人の存在です。多分このメンバーでなければ最後まで続けられていなかったし、バスケの楽しさに気づくことが出来なかったと思います。みんなのおかげで心から仲間の大切さを感じることが出来ました。
また、私たちが部活を行うことが出来たのは、戦術やセットプレー、練習だけでなく人として沢山のことを指導して下さった先生方、フィジカル面などを鍛えてくださったトレーナーの小林さん、そしてご飯を作ってくれたり、遠征代を出してくれたり、その他諸々を手伝ってくれた両親がいたからです。たくさんの方々に支えられて活動することが出来ていたんだなと改めて実感しました。本当にありがとうございました!女子バスケットボール部の一員で本当に良かったです!
「石川 なつみ」
中学3年生の夏、中学バスケットボールを引退した私は、正直もうバスケをやるつもりはなく演劇部に入る気満々でした。しかし、今でも覚えています。7月19日、急に「バスケがしたい」そう強く思いました。次の日すぐに池永先生にお話に行き私の高校バスケットボール部での生活はスタートしました。
高校女子バスケットボール部は中学の時とは練習も雰囲気も全く違い最初はついていくのに必死でした。正直、決して楽ではないし苦しいこともたくさんたくさんありました。でもそんな苦しさの何倍、何百倍、何千倍も楽しかったです。
自分達の代になり自分がキャプテンになってからは失敗の連続でした。たくさんのことがありました。その度に何度も自問自答して何をするのがベストなのかチームのためにはどうすればいいのか、自分はどうしたいのか、たくさん考えました。でも私が最後まで頑張れたのは言うまでもなく3年生6人のおかげです。
誰一人辞めることなくここまで一緒に頑張れて本当に幸せです。きっとこの6人がいなかったらチームは全く違うものになっていたと思います。
本当にありがとう。
自分達の代になった1年間は想像もしていないような1年になりました。
コロナの影響で思うように練習ができませんでした。遠征も少なくなり夏合宿も中止に、正直とてつもなく悔しかったです。何で今なの?練習は?みんなでもっとやらせて欲しい。何度もそう強く思いました。しかし、現実はそんなこと思っていても変わりません。そんな中どうやってやるのか、それをみんなで考えて取り組んできました。コートでの練習ができない分オンラインでトレーニングをしたりランニングをしたり、学年関係なくペアを作ってメニューを考えたり、確かに今までのような練習は減ってしまったけど、その分たくさんトレーニングをしてフィジカルを強くすることができたと思います。一人一人がメニューを考えたり、こういう目的でここを鍛えたい!などを考えることができ、この期間は決して無駄ではなくいい時間だったと胸を張って言えるような日々を送れました。
どんな状況でも、やるべきことを考えてやる。これはバスケット以外にも通じることだと思います。例年とは違いイレギュラーな1年間になりましたが、決して無駄な日々ではなかったと思います。逆にこのような状況だからこそ、バスケができることの幸せをとても感じ、練習の大切さを本当に痛感しました。
3年間楽なことばかりではなく苦しいことも、もちろんたくさんありました。でも、それ以上にたくさんのことを学び経験できた楽しい3年間でした。
本気でバスケットに向き合い取り組み続けた3年間は本当にかけがえのない最高の日々です。
このような経験をさせてくださったたくさんの方々には本当に感謝してもしきれません。
私は自分1人ではここまで来れなかったし、できないこともたくさんありました。周りの人にたくさん支えられたくさんのことを学ぶことができました。本当にありがとうございました。
たくさんご指導してくださった先生方、トレーナーさん、何度も私にたくさんの話をしてくださり、ありがとうございました。
そして応援してくださってくれたたくさんの方々、本当に本当にありがとうございました!
高校女子バスケットボール部で過ごした日々は最高の青春です!
大切な仲間と先生方と出会え、取り組めたことに感謝です!
今まで本当にありがとうございました!!
「宇田川 夏葵」
私がバスケを始めたのは中学生になってからでした。始めはなんとなくやってみようかなと思って始めたバスケでしたが、いつのまにか6年が過ぎていました。この6年間で楽しいことばかりではなかったのは確かですが、こんな経験ができるのはこの部活に入っていたからこそだと思っています。部活を引退してから改めて実感したのは顧問の先生方と仲間と親への感謝の気持ちです。
まず、今までこんなに真剣に自分と向き合ってくださる先生には出会ったことなかったです。私には弱くて子供な気持ちばかりで、何度も目の前で泣いたりして気持ちを我慢できずにいましたが、それでも受け止めて最後まで全力で私のことを期待してくれて応援してくれました。先生の期待に応えることは最後まで出来たかは分かりませんが、確実に先生は私の事を強くしてくれたと思います。私は先生に沢山の言葉をかけてもらったのですが、特に強くなりなさいと言ってくださった事はとても心に残っていて、この先も忘れる事はないと思います。本当にありがとうございました。 6人の仲間とは誰よりも深く関わって、何度もミーティングして、何度もみんなですれ違う事はあったけど、その分みんなと過ごした時間は本当に濃いものでした。助け合うってこうゆう事なんだ、本当の仲間ってこうゆう事なんだというのは引退してから身に染みて実感しました。この部活に入っていなかったらこんな経験はできなかったし、自分の事をこんなに理解してくれる仲間には出会えなかったと思っています。親はいつも陰からずっと支えてくれました。疲れてるからと言ってふてくされた態度でも応援してくれました。 何度もあと少しで負けて何度も話し合いをして悔しい思いもしました。自分が上手くなっているのか、トレーニングしても意味があるのかと自分のやっている事を否定したくなる事も無かったとは言えません。でも、その分、最後久喜高校と試合をした後、とてもこの3年間この部活でやってきて良かったと感じられました。今までにない気持ちでした。結果はあまり残せなかったですが、形として残っていなくても、身になったものは確実にあります。この部活に入った事に後悔していないし、むしろこの部活に入ってよかったと心から思っています。自分の事を受け止めてくれて期待してくれてる人、支えてくれる人に出会えた事、自分が全力で頑張る物を見つけられた事、悔しい思いをした事などは、誰にもできる経験ではないと思っています。
今まで本当にありがとうございました。
「柴﨑 あかり」
4年間本当にお世話になりました。私は高校1年生から2年生の夏まではプレイヤーとして、そこから引退までは怪我が原因でマネージャーとして部活に関わらさせていただきました。
今まで誰かを支えたり、チームを管理するというようなことをした経験もなく、先輩にもマネージャーがいなかったので、どのような仕事をすればいいのか、何が正解なのか、何もわからない状態でマネージャーになり、プレイヤーの時よりも正直大変なことが多かったです。他の3年生をみて試合とか練習試合で活躍している姿は嬉しくもありつつ、すごく悔しくて何回もやめた方が楽なのにって思いました。
でもプレイヤーだった経験を生かしてきっと他の学校にはいないような唯一無二のマネージャーになれるんじゃないかなと思えるようになってからは、本気で目の前のことに向き合って支えてきました。
2つの役職をしたからこそ物事を広い視野で見れるようになったり、人としての礼儀など普通に学校生活を送っていたら学べないようなことをこの部活で学べました。
苦しいことの方が私は多くて何でこんな思いわたしだけがしなきゃいけないんだろうとか思っていました。でも過去を引きずってても意味がないし、それを振り切ってまた新しい目標に向かって走り出そうと思えたのも同級生や、後輩が試合などでがんばっている姿見て負けてらんないって思わせてくれたからです。本当にいい仲間、先生たちに巡り会えて良かったなと思います。
4年間本当にお世話になりました。また新しい目標に向かって頑張ります!!
「土子 夏実」