第74回全国高等学校バスケットボール選手権大会埼玉県一次予選 3回戦
本日は、3回戦が行われました。
結果はこちらのHPをご覧ください。
やはり、久喜高校は強かったです。
ボールへの反応速度、シュート力、個々のスキル、チームとしての力など、
やはり全国を目指している強豪校。
もっとたくさんのことを教えていかなければならないのですが、
日頃の練習でやり切れていないのは私の指導力不足です。
選手たちには本当に申し訳なく思っています。
しかしながら、選手たちは懸命に、本当に最後まで諦めずに戦い抜きました。
バスケットのうえで足りないものはいくらでもありましたが、
その気持ちだけは、久喜高校に負けずに最後までやり切れたと自信を持って言えます。
プレッシャーやダブルチームに対し、練習してきたことを必死にやり続けました。
トレーナーの指導のもと行ってきたフィジカルの部分においても、
競り勝っていた部分もありました。
インサイド陣はもちろん、アウトサイド陣がその部分で戦い、
ファウルをとったことやダブルチームを突破したりと、
練習を重ねてきたことを発揮できた場面もたくさんありました。
どんなに点差が開いても、最後の最後まで諦めずに走り続け、声を掛け続けました。
それこそがまさに、このチームが大切にし続けてきた信念のバスケットです。
高校3年生にとっては、高校生活最後のバスケットをその形でやりきってくれたことを
私は顧問として誇りに思います。
思えば、新型コロナウイルスの影響により、昨年は修学旅行は中止となり文化祭や体育祭もできない1年でした。
そんな中、部活動も思い切りやることができず、我慢ばかりの学校生活でしたね。
我々大人たちでさえも、多くのことを諦めざるを得ない環境となってしまった今、
逆境の中で諦めないことの大切さを改めて感じさせてくれました。
そのような経験を我々大人たちにさせてくれた選手の皆さんには感謝の言葉しかありません。
苦しいことや辛いことは、乗り越えて初めて意味のあるものです。
どんな困難な状況であっても、必ず道は拓けます。
その道を切り拓いていくのは、他でもない自分自身です。
今日のように、自分で決断したことを最後までやり抜く人生を、3年生たちには歩んでいってほしいと思います。
そして、1、2年生たちは、3年生の意志を受け継ぎ、よりチームとして成長していけるよう
またここから頑張っていきましょう。
そして、保護者の皆様におかれましても、ここまで選手たちの成長を見守り、励まし支えてくださったことに
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
今日まで部が全力で活動できたのも保護者の皆様のご理解とご協力があってこそです。
本当にありがとうございました。
3年生はこれで引退となりますが、まずはここからの大学入試に向けて
今後も応援しています。
さて、選手たちは、17日からここまでよく頑張りました。
明日はお休みです。1日しっかりと休んで、また明後日から頑張りましょう!