2020年7月11日
2020/07/12 23:04
今週の金曜日、土曜日の2日間は、女子バスケットボール部の仮入部がありました。
2日間で、プレイヤー・マネージャー共に何名かの生徒が体験入部に来てくれました。
新型コロナウィルスの影響で、学校現場においては本当に多くのことがこれまでと異なる形で行われています。
新入生達にとっては、本来であれば4月から行えるはずだった部活動がこれだけ時間が空いてしまい、不安に思うことも増えてしまったのだろうと思います。
スタートは遅れてしまいましたが、およそ2年半の部活動の中で、今からまた始めることに遅すぎるということは決してありません。
確かに、バスケットボールは運動量の多いスポーツです。それゆえ、大変なこともあります。
ですが、バスケットボールというスポーツを通じて得られる感動や喜び、仲間との出会いなどは、困難や苦しさにも勝る素晴らしいものです。
そしてそれは、今後の人生において皆さんの財産となります。
体験入部に来てくれた生徒達の生き生きとした表情を見ていたら、この子達と一緒にバスケットがしたい!と率直に思いました。
それは、2、3年生も同じだと思います。
本校は、スポーツ推薦などはありません。したがって、部活動に関しても、やりたい人が誰でも入部することができます。
また、勝利のみを目指して取り組んでもいません。
勝つことは大切です。何よりもそれがモチベーションを高め、更なる成長へと導くからです。ですが、決してそれのみを求めて活動しているわけではありません。
バスケットボールというチームスポーツを通じて、選手一人一人の心の成長を育み、より豊かな人間性を養っていくこともチームの方針の一つです。
今いるチームの選手達も、皆バスケットボールが好きという気持ちから、日々一生懸命取り組んでいます。
選手の中には、高校から始めた選手もいます。体験入部を経て、自分でやってみたいと思ってくれた選手です。
どのような高校生活になるのかは、自分次第でいくらでも変えていくことができます。
何事も「大変なこと」や、「不安」はあります。
ですが、困難は必ず乗り越えていけます。勇気を持って、決断してほしいと思います。
さて、本校は来週の土曜日には、定期考査1週間前となり、試験前に部活ができるのも来週の金曜日のみとなっています。
選手の皆さんは、授業を大切にし、試験勉強を計画的に進め、試験に向けて頑張ってください。
また、自分で怪我の予防やケア、トレーニングなどにも引き続き取り組んでくださいね。