埼玉県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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2020年6月14日

2020/06/14 23:23
  


分散登校2週目が終わりました。
本校では、6月から分散登校を行っています。
当初は、明日から中高合わせて全学年で通常登校に戻る予定でしたが、緊急事態宣言解除後、東京都の感染者が少しずつ増えてきていることを考慮して、明日から2週間は分散登校が継続となりました。
ですが、高校3年生は受験生ですので、授業時間数を確保するため、通常登校となります。

さて、学校が再開して6月も半分が過ぎようとしていますが、なかなか部活再開ということろまではできずにいます。
2年生や3年生にとって、もどかしい日々が続いております。
また、新入生達にとっても、期間が空いてしまったことで、今まで以上に不安になったり、気持ちが離れやすくなってしまったりするものなのではないかと思います。

私としても、今まで以上にできないことの多さに、もどかしく情けない気持ちが大きいです。

しかし、私は何も諦めていません。
この現実を冷静に受け入れて、その中でできる最上級のものを見つけていきたいと考えています。

これまでも、散々皆さんに伝えてきました。
「現状に不満を言っても何も解決しない」ということ。
まさしく、今世界中の人々にとってそのような状況なのだと思います。
残された可能性の中で、限られている時間の中で、最大限力を発揮することが求められています。
それは、今だけのことではなく、今後の人生においても非常に大切なことです。
私は、この教員という仕事を通して、本当にたくさんのことを日々学ばせていただいています。
皆の前で話すことは、常に私自身にも日々問いかけているようなことです。

改めて今感じていることは、私自身バスケットが大好きで、選手達がバスケットをしている姿が大好きだということです。
部活をやっていれば、やらなければ味合わなくて済む苦しいことや大変なことは当然あります。
ですが、それ以上に大切なものを手に入れることができます。
バスケットボールというチームスポーツを通じて、最高の仲間に出会えます。
共に目標に向かって努力することで、この高校生活がより素晴らしいものになります。
バスケットボールの素晴らしさを理解し、大好きになれます。
一つのことに夢中になって、笑ったり泣いたりできる、それが青春です。

この高校生活でしかできないこと、出会えない仲間、夢や目標を持ちそれに向かって取り組むことなど、、、
新入生達にとって、この6月からのスタートが部活をやるうえで遅いなんてことはありません。
自分次第でこの先のことはどうにでもなります。
勉強を頑張り、部活も頑張って、自分の進路を叶えていく。これは、この学校でしかできないことですし、先輩達はそういった困難を乗り越えて、やり抜いてきました。

選手達にも伝えたいです。
辛いからというマイナスな気持ちで物事を決断しないでください。失敗することを、怖がらないでください。完璧な理想通りの人生なんて、残念ながらありません。ならば、その時にしたいことをやっておいた方が、後悔は少ないのではないでしょうか?
失敗は、誰だってするものです。シュートは打てば、入るか外れるかのどちらかです。外れるのが怖くて打たなかったら、確率はいつまでたっても0%です。確率を1%にしたいのであれば、、、打つしか道はないのです。


さて、明日からまた1週間が始まります。
この先に繋がる1日を、一人一人が過ごしていきましょう。

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