2020年4月17日
昨日に引き続き更新しています。
暖かい日があったり寒い日があったりと、不安定な日々が続いていますね。コロナウィルスだけでなく、そういった寒暖差から起こる体調不調にも十分注意してください。
先日、選手一人一人と電話で話をしました。選手の状況を確認したかったのと、関東大会と夏の合宿が中止となったお知らせをしたかったためです。本来であれば、直接会って話ができれば良かったのですが、3月末の登校日も4月の登校日も予定していたものは全てキャンセルとなってしまいましたから…
まずは、選手自身もそうですが、ご家族の皆さんにも今のところ健康上問題はないと聞いて安心しました。
まず何よりも身近な人たちが感染の被害に遭わないことを祈るばかりです。
私が本校に赴任して7年、約20年ぶりにようやく埼玉県大会へ出場することができ、これまでの卒業生たちと目標にしていたステップをやっと1つ越えることができました。
今年は2年生が4人、1年生が7人と決して人数が多くない状況の中で掴むことができました。
1月には、県大会の舞台で試合をすることができ、新たな課題がたくさん見つかりました。うまくいかないことはもちろんたくさんありますが、後ろ向きではなく、前向きに新たな課題解決に向け、また更に気持ちを高めていたところでした。
そのような状況の中で、大会や合宿の中止をこのような形でお知らせすることとなり、非常に残念な気持ちでいっぱいです。ですが、それ以上に選手たちのショックは計り知れないものであると思います。
その気持ちを考えると、本当に心が痛いです。
ですが、いつも伝えていますが、こういった時に本当の自分が試されます。
落ち込んでいても、悩んでいても、現状が変わるわけではありません。
どうか、先を見据え、目の前のことに必死になって取り組んでください。
昨日のブログにも書きましたが、全国の高校生が同じ状況です。
特に、厳しいことを普段はやらされていた部分があったと思いますが、今は自分でやるしかない状況です。
それは、勉強においても、体を動かすことにおいてもどちらにも共通して言えることだと思います。
今まではテストがあったから、宿題が出ていたから勉強していた部分を、自分で計画を立て取り組む内容も考えて行わなければいけません。得意分野を伸ばすのか?苦手分野を克服するのか?
今の自分には何が必要か、自分で考えるのです。
運動に関しても同様です。
今までと全く同じとはいかなくても、体力や筋力を落とさないためにどう取り組むのか?これまで取り組んできたものの中から何を選んで行うのか?こちらについても、自分で考えて取り組むことが必要です。そのために、トレーナーの小林さんからもアドバイスをいただいています。与えられて満足するのではなく、自分でどう変化をつけていけるのか?そういった発想を持って取り組むことが重要ですね。
3月からの休校でここまで1ヶ月以上経ちましたが、自分で努力した時間は合計何時間でしょうか?
皆同じ条件、環境の中でどんな差ができていますか?それも、自分次第です。
本校の教育目標は、自ら考え判断する力を育てていくということです。
この機会に、是非自分自身で成長するチャンスを掴んでいきましょう。
さて、ここまで話をしてきましたが、このような状況の中でも希望は捨てずに日々過ごしてください。
この時期が皆にとって、決してマイナスにばかりならないように前を向いて取り組んでいきましょう。
また、この機会に普段できないことにもチャレンジしてみましょう。
好きな本を読む、好きな映画を見る、家の手伝いをする、家族とたくさん話すなど、今までなかなかできなかったことをしてみることも良いと思います。
私も、日々自分で計画を立て過ごしていきたいと思います。運動も頑張りますよ~!!