令和元年度 高校卒業式
本日は、令和元年度卒業式が行われました。
保護者の方の参列はできませんでしたが、このような時期に3年生たちを見送ることができたことに感謝したいと思います。
さて、コロナウィルスの影響で、式は様々なことが短縮されて行われました。また、在校生のお見送りもかなわず、三送会も行うことができず(様々なことが落ち着いたら必ず開催しましょうね!)、部を代表して顧問・副顧問の2名から見送らせていただきました。
彼女たちの卒業にあたり、この2年間を1つ1つ思い出しました。1つ上の学年のアヤミ・アイリが7月のウィンターカップまで残ると決めた中で、新チームとしてスタートした6月。1年生の頃から試合に出ていた選手も多く、また悔しい想いをして引退していった先輩たちの想いも受け継ぎ、スタートしました。
夏の合宿は、福島県の会津高原の地にお世話になり、「チーム」ということにこだわって練習を重ねました。新チームになって初めての合宿は、足りないことも多く、意識の差も感じ、このチームがどのように変わっていけるのか、選手とともに悩むこともいっぱいありました。
夏の選手権大会では、荒木先生率いる八潮高校との一戦。初戦で敗退してしまい、秋の新人戦では白岡高校との一戦。こちらも、あと一歩で手が届かず、1つコマを進め、八潮にリベンジしよう!と言っていたのに、かないませんでした。
もっと変わらなくては!と、冬から春に向け、県内でも県外でもたくさんのチームにお世話になり、仙台での遠征では昨年は一勝もできませんでしたが、勝てるようにもなりました。
メキメキとチームが成長していくのをそばで感じながら、「もっと」を求め続け、迎えた春。
1つ勝ち、もう1つ勝ち、いよいよ埼玉県大会への出場をかけて、春日部女子と試合をしました。しかし、結果は惨敗。
県大会への壁を知りました。
足りないことを、残りの時間でいかに埋めるか?必死になって取り組みました。
迎えた6月。八潮南に勝ち、埼玉県大会への出場をかけ、越谷西と戦いましたが、結果は敗戦でした。
県大会への出場という目標を達成することができず、私の力の足りなさを嫌というほど感じた1年でした。選手たちには申し訳ない気持ちでいっぱいです。また、保護者の皆様の温かい応援や協力のありがたさも感じた1年でした。
ここには言い表すことができないほどに、たくさんの思い出がたくさんあります。
その中で、様々な自分自身と向き合いながら、思うように結果が出ない時期を乗り越え、諦めずに戦い続けた6名の卒業生たちを、尊敬してやみません。
最後までやり切った人にしかわからないことを、最後までやり切ったからこそ知り得た価値のあるものを、今後も胸に社会で活躍してほしいと思います。
保護者の皆様におかれましても、最後までご理解・ご協力本当にありがとうございました。
今後も、獨協埼玉高校女子バスケットボール部をよろしくお願いいたします。
次回、卒業生の6名からのコメントを掲載したいと思います。