滋賀県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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頑張れ!ジュニア!

2020/01/17 06:00
  

先日の練習から、練習メニューによって、Aチーム(大宝ミニでの高学年チーム)の練習にジュニア(低学年)の子を何名か、試験的に入れ始めました。

 

今、ジュニアを指導しているコーチと相談して決めたのですが、そろそろステップアップさせる時期にきている…そう判断して。

 

一緒の体育館で練習はすれど、高学年の子ども達とのプレーの差を肌で感じさせることを徐々に進めていかなくてはいけません。

 

これまでは「ジュニア」というチーム内での区分けがあり、そこで「頑張る!」で良かったのですが、この先、6年生が卒団して、新チームともなれば、何名かがAチームに加わり、他チームの選手達と競い合う試合でプレーしないといけません。

 

こういった経験は、早いに越したことはないのですが…バスケットを始めたばかりの子に、いろはも教えず、コートに立たせるのは、少々、荒療治ですから。

 

子どもは「真似ぶ(まなぶ)」…ここは間違いないので、目で観て、肌で感じて、追いつけ追い越せを始めますから、うまい具合にその波に乗せる仕掛けが必要となります。

 

試合に出て「活躍したい!」と思うようになるまで…段階を踏んで進めていきます。

 

さっそく、何名かを交代させて、高学年の輪の中に入れてプレーさせたのですが、流石に力の差があり、多少面食らっていましたが、頑張って勝負している姿が頼もしくも感じました♪

 

中には、1対1で負けるのが悔しいのか、自分が思うようにできないことが悔しいのか、目に涙をためている子もいましたが、それも経験であり、慣れでもありますので、流れの速さに押し流されないよう、見守っていきます。

 

目線を変えれば、Aチームの子達は、今度は「先輩」としての振る舞いを身に着けていき、背中を見せる立場となります。

 

こうやって世代は流れ、交代していきますので、いつの日か、素晴らしい選手になることを期待しています。

 

これまで送り出した選手の中には、Bリーグに足を踏み入れた子もいますが、そういった選手も始まりは同じ。入団してきた頃の記憶は、私の中に思い出として残っています。

 

現在、4年生が2名、3年生が4名、1年生が1名。

 

近々、体験練習に何名か来てくれる情報があり、年度が変われば、新たな仲間が増えると思うのですが、やはり4年生2名では、楽しい思いをさせてやるにも…チームとしての「壁」が立ちはだかります。

 

これまで指導してきた中で、6年生が2名という年は経験したことがあり、先に話した卒団生がその内の一人。

 

素晴らしい選手ではありましたが、やはり彼の代で、苦しい思いをしたことを私は忘れられませんし、やはり「集団スポーツ」「チーム」というものがありますから、仲間がいて、練習ができ、面白い試合ができる…。

 

限られた選手で戦う苦しさを、今、指導しているチームで経験させたくないし、したくない…。

 

一人でも多くの仲間が増え、まずはチーム内で“切磋琢磨”できる環境造りを目指して、勧誘活動に力を入れていきます♪

 

ミニバスに「少数精鋭」「スーパースター」は必要ないと考えており、であれば、「多くのスター」が誕生し、スポットライトはみんなで浴びよう!…私はそうあるべきだと考えます。

 

私の願いではありますが、その願いを持って、ブレずにチーム造りを進めていきます。

 

さて、ジュニアから「俺を出せ!」と意気込んでくる選手が生まれるのか?

 

私の「旬を見つける目」が濁らないように…楽しみ、ワクワク感を膨らましていきます♪

 

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