滋賀県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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楽しむスパイラル

2020/01/15 06:00
  

いよいよ、6年生にとっての最後の県大会、「全国・近畿大会予選」が今週末の1/18、19で行われます。滋賀県男女のベスト8チームがトーナメント方式で戦い、上位4チームが出場権(1位:全国大会出場権、2~4位:近畿大会出場権)を得ます。

 

近畿大会が2/29、3/1に行われ、全国大会が3/28、3/29…今週末のこの予選の結果次第では、2月末、3月末まで、6年生は残された先へ繋がる大会がなくなり、世代交代となります。

 

まっ、世代交代といっても、3月末までは招待大会や、お別れ大会などは残っていますが、実質、現5年生以下への引継ぎ期間となります。

 

我が大宝ミニ男子は、後期リーグDivision1の7位にて、何とか目標に掲げた「ベスト8」は達成しましたが、この先の目標は「近畿大会出場」へと更新されたものの、やはり、私の中では、それ以上に「この子たちと1日でも長く、一緒にバスケをして楽しみたい、遊びたい」という願いがあります。

 

5年生の途中に出会い、あれから1年と数ヶ月、チームの体制も変わり、色々とありましたが、先週末の練習をみながら「いいチームになったな~♪」って感じております。

 

笑わんといてくださいね…今週末に大舞台を控えているにも関わらず…キャッキャ言って練習しています♪…私、正直、この経験ないんです(笑)

 

まっ、これも私の目指しているチーム造り!

 

「全国」「近畿」と目指すものはありますが、それは「目標」であって「目的」ではないということ。

 

「バスケットが好き」で「バスケットが上手くなりたい」と思う子を作り、その子たちを「選手」に変えることが私の目的。

 

その先は、彼らが選ぶ道。

 

そこまで手を引いてあげることが、私の使命なのだと…。

 

私がとある縁で指導の道に戻り、腰掛同然で「大宝ミニ」にお邪魔したのがきっかけですが、今、思い返すと…ここまで「楽しませてもらえる」「楽しませてもらえた」結果は想像してはいませんでした。

 

昔、指導していた頃のチームのイメージが残る中、「同じことをやっていてはいけない」と自分自身に課せた課題…純粋に「楽しむ」という単純なワードが、私にとってどれだけ重い課題だったか、ここに関しては「未経験者」同然の私に…多くの学びをくれました。

 

教えられることが多かったこの子達との出会いは、これから先、続くであろう私の指導者としての糧になったことは間違いありません。

 

「勝負」というものにこだわり過ぎたこれまでの指導者人生を「否定」する部分も多くあり、ただ、「楽しむ」の意味を深く考えながら、「競技」といかに向き合うか。そして、子ども達と向き合うということに注力を注いできたつもりです。

 

私の中の「楽しむスパイラル」は、ようやく回り始めた…そんな1年だったように思います。

 

この先、私の目指す「楽しむバスケット」「エンジョイバスケット」がどう形になるか…私も期待が膨らむキッカケを作ってくれましたし、大宝ミニが多くの方から共感されるようなモデルチームになるまで…私は彼らの功績を次に活かす責任があります。

 

先日もブログで書きましたが「笑利」を目指す為にも、チームの伝統を積み上げていかなくてはいけません。

 

その一歩になった彼らに敬意を払いたいです。

 

最後の大勝負…彼らがコートでどんなゲームをするか、私にもわかりません。大舞台で緊張するかもしれませんし、最後まで笑顔でプレーするかもしれません。

 

いずれにしても、“勝負を楽しむ姿勢”を忘れてはいけませんし、私が彼らに伝えていかなくてはいけません。最後に背中を押す瞬間が訪れるでしょう。

 

感慨深い“彼らとの出会い”を、この大舞台で一緒に喜び、楽しめたら…私の人生の大きな節目になると思っています。

 

私にとっても、超久しぶりの大舞台、楽しみなんですよ~♪

 

いい思いも、辛い思いもしてきた…この最後の大舞台、そこに立てる切符を彼らが自ら掴んでくれました♪

 

その切符を握りしめて…彼らはどこに旅立ってくれるか…私の楽しみは尽きません。

 

この子たちと一緒にコートに立てる幸せ、噛みしめて、楽しんで参ります♪

 

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