滋賀県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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小さな悩み

2019/12/29 06:00
  

大人になると恥ずかしくて、周りの方に、聞きにくくなること、ありますよね?

 

同じように、チームの子どもの中でも、ある程度の技術を身に着けた子の中には、結構、言いにくい、聞きにくいことがあるようで…小さな悩みを抱えています。

 

それとなく、私から聞きやすい、言いやすい環境を作ってあげないといけないと思っています。

 

だって、「それは案外、小さな悩みであって、君なら大丈夫だよ!」って背中を押してあげるのが、指導者の責任ですもの。

 

私はどうも“ひねくれた性格”のようで、悩んでいる人には“笑い”で返してしまうので、人によっては「この人、私のこと馬鹿にしてない!?」って怒られるかもしれませんが、話を聞いて、一緒に悩んであげるってことも大切ですが、私は悩んでいる人の気を別の方向に向けてあげた方がいいと考えるタイプのようです。

 

それと、落ち込んでいる時間がどうも苦痛で…(笑)

 

社会人になって、諸先輩に教わったことに、難題にぶち当たって、怒られるようなことがあっても「命までは取られないと思え!」と。

 

それって、割り切れって意味もあるかと思いますが、自分が思っている「どん底」は、実はまだ「底」じゃないから心配するなって、自分で自分を勇気づける「おまじない」のようなものかと。

 

人って考え方一つで、前に向いたり、後ろに向いたりと、その日の体調でも変わってきますから、「心の持ちよう」はとても大切です。

 

なので、「全力で頑張れ!」には余力がないですから、結果、落ち込むときも「半端ない」。

 

私は、「ほどよく頑張れ!」でいいのかと…最近は思っています(笑)

 

今、チームの柱の子が、「ジャンプシュートが上手く打てない」という悩みを抱えているようです…。

 

私のアドバイスは、「無理にジャンプシュートを打たなくてもいいんじゃない?」って。

 

すみません、コーチング放棄ですね(笑)

 

真面目に教えるツールが無い訳ではないですが、その子の身体的な特徴や、これまでのフォームからの微調整で、この先、コートで競技者として戦っていく術は、兼ね備えていると考えているからです。

 

今は、「ワンモーション」「ツーモーション」と、ショットの打ち方も色々ありますが、その子にあった打ち方を“自分のモノ”にすれば良いと思いますし、フォームが大きく逸脱していないのであれば、微調整や修正を重ねて、その子にあったフォームを確立してあげる“アドバイス”であるべきかと。

 

ワンモーションでも、ツーモーションでも、最後のリリースする手首の重要性は同じなので、ボールの持ち方、手首や指の使い方、リリースする感覚は、丁寧にチェックしてあげないといけません。

 

ワンモーションであれば、ボールリリースまでの時間をより早く、そして、ミドル/ロングシュートを放てる土台作りを…。

 

ツーモーションであれば、段階的に構えた腕のブレを無くし、より力をボールに伝える“自分のベストポイント”を見つけてあげる…。

 

概ね、そんなところからのアドバイスが始まります。

 

悩んでいる彼も、まだ、今のフォームにも修正点があるので、そこは「お箸の持ち方理論」で根気よく教えてあげないといけません。

 

ただ、私が関われる時間や期間が限られ始めていることが…一番の問題。。。

 

年明け1月の最終戦が終わったら、みっちり基礎から見直しをかけるから、待ってて♪

 

あとは、中学、高校とバスケを続けていくであろうその先に、素晴らしい指導者と巡り合えます様に…と願うばかりです。

 

何でも聞いてね…

 

前職で、外国人たち就労の悩み、嫌ほど聞いてきたから…カタコトくらいの日本語での質問であれば、全く苦になりませんので(笑)

 

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