滋賀県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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ダーツから盗め

2019/12/21 06:00
  

最近、私もYouTubeで、バスケットの技術を紹介するものや、その練習方法、考え方などの動画を見ることが多くなってきました。見ながら、そのまま夢の中…ってな動画も多いですが(笑)

 

昔は、本を買って読むか、人に聞いて教えてもらう、場合よっては、通販で超高いビデオを買う…なんて感じでしたが、今は便利ですよね♪タダですよ!タダ!!!

 

この前、「誰でも簡単にシュートが決められる…」なんて殺し文句の動画を見まして、解説してくれている方の実技を見て、「ほほ~、なるほど」と考えさせられました。

 

私もバスケ歴は、それなりに長くて…無駄にね(笑) 多くの指導者、恩師から教えを受けてきました。

 

私は子ども達にシュートは「お箸の持ち方」と説明しており、間違ったお箸の持ち方をすれば、美味しい料理(シュートを決める醍醐味)を味わえなくなるよ…って話をします。

 

なので、お箸の持ち方を間違えないように、シュートフォームには自分なりの考え方を注入しているのですが、今回見た動画は、私のこれまでの考え方と少し違ったので、「ビビッ!」と来ました!

 

概ね理屈は同じ考え方でしたが、私はいかに「打点を上げるか」を考えて、小学生なりの腕力でもできるシュートフォームを、個々によってアレンジして指導してきました。

 

確かに打点が高いことは、バスケットのリングが上にある以上、有利であることは間違いないですが、今のバスケットの流れは、インサイドプレーよりアウトサイドプレー重視にある傾向なので、無理して打点を上げたことで、ロングシュートが届かないといったリスクは避ける傾向にあります。

 

特に腕力が弱い小学生の指導であれば、尚のこと、打点を上げる努力をするなら、ロングシュートを放てる選手になるように指導する傾向が強いですね。

 

また、最近はNBAのスター(アウトサイド)プライヤーの影響もあり、いかにモーションを早く、ボールリリースまでの時間を短くするか…がポイントとなっています。

 

その動画で紹介されていたポイントはいつくかあるのですが、やはり無理して打点を上げるよりは、より体の捻じれを減らし「真っすぐ」に投げる技術が大切との解説。

 

例えでお話しされたのが「ダーツの投げ方」。

 

確かにあらゆるスポーツには、その一部の技術に特化したものがありますから、そこにヒントが隠されているので、決して、バスケット以外のスポーツを観て、無駄になることはないのです。

 

思いボールを遠くに投げる…砲丸投げ

 

より早く走る為の上半身の使い方…陸上短距離

 

空間視野の使い方…サッカーのパスワーク

 

リバウンドでのスタンディングジャンプ…バレーボールのアタックやブロック

 

ルーズボールでの飛び込み方…バレーボールのレシーブ

 

シュートの狙い方…弓道

 

相手選手との押し合い/かけ引き…ボクシングやレスリング

 

など。

 

今回、私に新たなツールが加わりました!「ダーツから学ぶシュート法」(笑)

 

これは是非、ものにしてやりますよ!…「え~~っと、手始めの人体実験は誰で…」(笑)

 

冗談のようで、真面目な話…どうやって子ども達に「正しいお箸の持ち方」を教えるかを考えていますので、答えはコート上で子ども達が披露してくれるまで、私も探求心は止まりませ~ん♪

 

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