滋賀県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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ブロックショットの醍醐味

2019/12/04 06:00
  

ゴールに向かってくるプレーに対してどう対処するか…。

 

ミニバスは、まずは基本から教え始めるので、時間的にも応用問題まで行きつくには、「はいっ!そこまでっ!」って、時間切れになるケースもありまして…。

 

まずは、ディフェンスフットワークをしっかりと身に着ける練習に時間を割いていることから、最後までオフェンスプレイヤーのコース正面に入ろうとする…ここは少しわかる気がします。

 

スライドステップ、クロスステップが身に付き、脚力もついてくると、コースに入ることが出来始め、簡単に相手に抜かれなくなってはくるので、頑張った結果、シュートのステップを踏み出した選手の足元に入り込んでしまうプレーが起こってしまいます。

 

この瞬間、「危ないっ!」と叫んだ経験、皆さん、ありますよね。。。

 

責めるべきは、その選手ではなく…コーチの指導なんです…トホホ。

 

先に話した通り、コーチもそこまで教える時間がなかった…と言い訳したくなることもありますが、バスケットを続けていく中では、誰しもが通る道でもあります。

 

では、シュートのステップを踏み出した選手をどう守るか…。

 

ブロックショットしかないんです!

 

ちょっと誇張して言ってますが、細かく言えば、保持しているボールをチップするなど、他にもあるんですが…この「ブロックショット」は、これからしばらく世界のバスケ界でも注目される技術の一つと思います。

 

※すみません、世界はすでに進んでまして…日本が遅れているだけ???

 

教える側(指導者)の指導力の問題もありますが、それ以上に審判の目がまだ養われていないように感じます。

 

「下の手!」とか「お腹が当たった!」とか…そんな次元です(笑)

 

確かにブロックしにいく手に意識し過ぎると、実は下で悪い手を出していて相手を突き飛ばしている…なんてことはあるんですが…接触を避けながら、いかに上手くボールにトライするか、その流れの中での触れ合いについて、どこまでシビアに「下の手」を裁くのでしょうか。

 

そこまでシビアに見に行く意識があれば、もっと見るところが…。アカンあかん、これは愚痴になっているので、忘れてください!(笑)

 

シュートのステップに踏み込んだ選手に、ディフェンスプレイヤーの残された選択肢として、ブロックショットにトライしている行為…「正解」だと思うんです!

 

ですから、逆にシュートするプレイヤーは、そのブロックをいかにかわすか…ここにバスケットの醍醐味があるように思います。

 

特にミニバスでは、このブロックショットをトライしない、させない理由に、審判の目があるように思います。

 

「~ぽい」からファール、はやめましょう!このチームは「こうしてくるから…」といった先入観でみる笛はやめましょう!これって、「この人、挙動不審だから犯罪者?」って勝手に思っている人と同じですから、それって一般的に「偏見」って言います(笑)

 

まずは、「バスケットボールとは何ぞや!」を自分にしっかりと持つこと、その上で、プレーを見極め、選手の意図、ベンチの意図をくみ取り、自分のバスケット感を笛で表現しましょう!

 

ブロックショットは、最後にゴールキーパーが体をはって、ゴールへ向かってくるボールを弾きだす、実に勇敢で、実に興奮する一流プレーです♪

 

私はいつか日本人が、世界の舞台で、高度なブロックを武器として活躍してくれる日が来ると信じています!その10年後の未来に活躍しているであろう選手たちが今、目の前にいるのですから。

 

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