滋賀県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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優れたパサー

2019/12/05 06:00
  

ほんと最近のU-12のプレイヤー達は、ドリブルが上手い!

 

いつものごとく、白黒映像での話をしますが、私が小学生でミニバスを始めた頃は、まだゴムのボールで、手の中でスルスルと滑ってくれない「最恐(?)のゴムグリップ」にて、冬になるとアカギレとの闘い。

 

体育館にあるボール籠(当時は鉄の檻)には、楕円形に変形したものや、ゴムが捲れて下の繊維が出ているもの、ボールのシボがなくなってツルッツルになったボールなど、体育館に早く行く理由の一つが、ちょっとでもマシなボールをゲットするため…(笑) そんな時代でした。。。

 

ゴムのボールから皮のボールに変わったときを憶えています。その時は私がミニの指導に関わり始めた頃だったかな?

 

当時、スポーツ用品店(バスケット専門店)で働いていましたから、めっちゃボールが売れたのを憶えています♪

 

※滋賀/膳所にあった「ヤブタスポーツ」です♪当時、月刊バスケットボール(通称:月バス)にも通販広告、でっかく載せてましたよ~♪

 

ゴムから皮に変わったことで、格段にドリブル技術が向上しましたね。

 

まっ、楕円形のボールで真っすぐドリブルで進む技術は、失われたと思いますが(笑)

 

今、子ども達が目の前で見せてくれるドリブル、自分が小学生だった頃を思い起こしても、想像もつかないくらい高度な技術を、いとも簡単にやってくれます。

 

YouTubeやテレビなどで、NBAやBリーグのなど映像や、技術習得のレッスン方法など、簡単に、目でも情報が入ってきますから、なおのこと、子ども達の技術は上がっていきますよね♪

 

ただ、これまでも指摘していますが、その反面、パスの技術はめっきり落ちちゃいました…としか言いようがありません。

 

だって、仕方ないじゃん!ドリブルで決着がついちゃうようにレール引いたんだもの。

 

これはこれで仕方ないことですが、やはり、使う、使わないは別にして、パスの技術は身に着けさせておかないと…将来、偏った選手の集まりになっちゃいますから…。

 

Facebookでこの今の現実をNBAの指揮官が語っている記事を紹介している方がおられたので、私からも紹介しておきます!

 

NBA ゴールデンステート・ウォーリアーズ指揮官のスティーブ・カーが、「優れたパサーになる条件」という形で、語ってくれています。良かったら読んでみて♪

 

https://sportsbull.jp/p/662129/

 

ドリブルは想像力と鍛錬で、ボールを生き物のように扱えるようになる…そう考えています。

 

ただ、パスについては、さらにプラスして「センス」も必要とするように思うのです。

 

優れたパサーは、シュートを決めるポイントゲッターに匹敵する価値があると私は考えます。プロでも「アシスト」のスタッツが注目されるのは、それだけの価値があるから…。

 

ミニバスの試合を観る際は、敵、味方関係なく、プレーする子のパスセンス、是非、チェックしてみてください♪

 

…でも、うちの子は、センスがないから「ダメ」じゃなく、センスもまた練習などで培っていくものです。

 

特に「空間認識能力」が重要であるパスは、一人でリングに向かってもくもくとシュートを打っているだけでは、身に付くのが遅れてしまいます。

 

普段の練習でチームプレー(5対5など)を入れてみて、しばらく子ども達の様子を観察していると、見えてきます。どの子が「空間視野が広いか、狭いか」…。

 

その子の「得意」「不得意」はわかるように伝えてあげるべきですが…「劣等感」を与える形でのアドバイスは避けなければいけません。お互い納得する形で…。

 

だって、誰だって、初めから出来ることなんて限られていますからね。

 

みんな通ってきた道ですから、その時期が「早いか」「遅いか」だけのこと。

 

この空間認識能力をいかに「楽しく」養うか…ここが私に課せられた次の課題であります (^^)/

 

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