バスケ走り
今の子ども達の運動神経は、昔と比べてどうなのかな?
子どもの運動能力は、今と昔では、日常生活で、運動する機会が減っていることから低下傾向にあると言われています。
確かに“どんくさい子”(大坂弁)は沢山いますね(笑)
ただ、運動能力は低下しているが、身体能力はどうなんでしょうかね?
昔、スポーツ用品店で働いていた頃、シューズを販売していると、当時から小学生の足のサイズが大きくなってきていると感じていました。
ほんと昔は、大人の男性の足でも、25~26センチくらいが多かったようですが、10年ほど前でも、26~27.5センチあたりは売れ筋でしたから、体というか、足は間違いなく大きくなってきていると思うのです。
中には、小学生でも30センチ近いサイズを履く子もいて…これは末恐ろしいと思いながら、接客していたのを憶えています。
私は、練習でランニングやダッシュをさせるときに、腕の振りといいますか、上半身の使い方をチェックします。
走り方のコツを習っていないのでしょうか、全く肩が可動せず、昔よく言った「おんな走り」みないな走り方をする子が結構います。
※不適切な表現があれば…お許しを。
陸上の短距離走選手「スプリンター」たちが、なぜ、あれだけ上半身を鍛えているか…腕の振りを足の回転に活かしているからです。
でも、今の子ども達は「走る=しんどい」で終わってますから、「かけっこで遊ぶ」なんて、シンプルな遊びはしませんからね。
昔は、警ドロ?ドロ警?…当時、鬼ごっこのように、警察と泥棒で、単に「追いかけて捕まえる」という遊びをしていましたから、足が遅い子は必至で走ってましたよね(笑)
…でも、今は、警察が追いかけてきたら…逃げちゃダメですよ(笑)
では、バスケットいう「走力」とは?
スプリンターのような走りがあっても、曲がれない、止まれないでは使い物になりません。長距離ランナーのような持久力があっても、バスケが上手いとは限りません。
やはり、「バスケ走り」といいますか、バスケに合った走り方というものがあります。
特に「初動」が大切。
初めの1~2歩で勝負が決まることが多いスポーツです。
ですので、100メートルを走る速さは必要なく、また42.195キロを走る必要もありません。
(※まっ、あるに越したことはないですが…)
とにかく「初めの一歩」が大切なんです!…んっ!?そう思うと…「だるまさんが転んだ」はいい遊びかも(笑) は~じ~め~の~い~~~~っぽ♪
初めの一歩をどこに出すか、どこに着くか、どこで曲がるか…瞬間的な「キレ」があれば、バスケでは“足が速い選手”とも対等に戦えます。
バスケでキレッキレの子に聞くと…「足遅いんです」って答えが返ってくることもよくある話で。
やはり、スポーツなりの「コツ」というものをいかにつかんで、無駄なく自分の体を操る…ここが大切なので、我武者羅に走って「バテた」なんて、初心者あるあるを一日でも早く克服しましょう!
機械を使って鍛える方法もありますが、小学生であれば、ゲームや練習の中で、体力づくりや、動き方をマスターする方が、より実践的かつ効率的ですよ♪
ちなみに…長年、バスケットプレイヤーをやってきた私が思うに…バスケは「いかにサボるか」、ここポイントです(笑)
決して、手を抜く意味じゃなくて、プレーのメリハリをつけないと、一試合戦えないという意味。
お間違えなきよう…(笑)