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バスケを勉強する

2021/06/03 06:00
  

子ども達と向き合っていると、それぞれの子に豊かな個性があり、魅力がある。

 

単純に、バスケが上手いか、そうでないかで線引きをするのは、実に勿体ない。

 

周りを和ませるようなユーモアさを兼ね備えた子には、どこか大人も癒される。

 

とは言っても「バスケの指導者」、お笑い芸人を育てるための集まりではないので、やはりバスケの“いろは”を指導することを忘れてはならない。

 

感性豊かな子に、バスケの専門知識を教えると、途端に顔から笑顔が消える…。そう、感じることは得意だが、考えることは苦手な子がいるのです。

 

考えること…覚えること…は、受験勉強だけじゃなく、バスケでも必要なんです。

 

勉強は「頭を使う」…スポーツは「体を使う」…そんな昭和な発想はもう捨てた方がいい時代なんです。

 

現代スポーツには、科学的な要素や、勝利に導く哲学、そして数学的要素がふんだんに盛り込まれています。

 

※最近のメジャーリーグ、プロ野球は凄いです。打った打球の初速や飛距離、ピッチャーのボールの回転数から球種のパーセンテージ、外野に飛んだ打球の捕球率なんかまで数値化してますからね。「このボールを取れる確率は〇〇%」なんてね。

 

…大丈夫ですか?お母さん!…「うちの息子は馬鹿なんで、スポーツしか能がなく…」って笑っていたら、スポーツの世界でも先に進めなくなっちゃいますよ。笑笑

 

「勉強は何のためにするのか」…最近、チームの子ども達によく質問します。

 

「テストでいい点を獲るため」と答える子に、どう向き合いましょうか?笑笑

 

それこそ、いい点を獲ること“は目標”であって、“目的”ではないということ。ミニバスで言えば、全国や近畿大会に出場することが、「目標」なのか「目的」なのか…。

 

試合に勝利することも同じで…「何のために」が大切なんです。

 

今、バスケが楽しいと感じている子ども達。

 

「勉強嫌い」という抗体を持った状態で、「バスケは覚える(勉強する)ことが沢山ある」と言えば、それだけで拒絶反応を示してしまう子もいます。

 

「えー!俺無理。」

 

それで終わらせてはいけませんから、いかに好きなことの為に、興味を持って知識をつけていけるか…。そこが大切なんです。

 

知らないこと、興味があることを探求するために、勉強は必要であって、「ものの見方」「考え方」に広がりを作り、大好きなバスケやそれこそ人生を「楽しむ」ために…勉強することは無限にあり、その先の世界が広がるのです。

 

さてさて、彼らのバスケに対する興味は・・・どの程度なのかを、これからじっくり探りましょうかね。笑笑

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