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子どもの日

2021/05/08 06:00
  

5月5日の子どもの日、練習時間を利用して、育成会の皆さんが、子ども達のために楽しいイベントを企画してくれました♪

 

普段、「バスケ」というワードで私と繋がる子ども達。プレー中の選手としての顔とは、また違った表情、一面を見せてくれます。

 

何より、子ども達の“笑顔”は、プライスレスです♪

 

 

今、自分なりに新たな指導感を持って、この数年、子ども達と向き合っています。

 

以前に指導していた頃は、まさに「軍隊式」の指導であり、教えたことは「絶対」と言わんばかりに、型にハメた指導で得る“目先の勝利”に酔っていたのは、私自身だったのだと…深く反省しています。(※全てが悪行だった訳じゃ~ないですけどね…笑笑)

 

ただ、あれから十数年、一度、ミニバスどころか、バスケの「バの字」からも離れたことで、自分の中での「子ども達との向き合い方」に変化が現れたことも事実です。

 

今こうやって、再び子ども達と一緒に「バスケを楽しむ」機会を得られたことで、新たな「見方」「考え方」ができるようになったことがあります。

 

その結果、練習や試合の中で「ミス」をする…「しまった!」と思う子どもと目が合い、今、ようやく「笑顔」で返してくれるようになりました。

 

以前なら、鬼の形相で子ども達を睨みつけ、ミスする「重み」を教える手段に選んだ指導が「威圧」すること…。

 

なので、子ども達はミスを恐れ、よりミスをしないように「努力する」。

 

確かに「努力」はしているのですが、その努力は何のための努力かと言えば…「怒られないため」の努力。

 

違いますよね。

 

その努力は「自分の成長のため」「上手くなるため」の努力であるべきなんだと。

 

練習中、失敗して「笑う」、対戦に負けて「笑う」…そんな子ども達の表情をどう捉えますか?

 

試合中、シュートを外しても「笑顔」の子どもをどう捉えますか?

 

そこに深いテーマがあるんです。

 

単に「笑顔」といっても、様々な“意味”がそこには込められていますから。

個々によって、その“笑顔の意味”には違いがあり、そこに「絶対」はないのです。

 

「歯を食いしばれ!」と言われたスポコン世代。笑顔は「勝ってから!」と言われ続けた時代に、少なからずいた私も…「厳しさ」も時に必要ということはわかっていますが、その「尺度」が今の時代、今後の指導、チーム運営の「鍵」となると考えています。

 

私は、その自分で持った“尺度”があっているのか、正しい方向なのかの“バロメーター”として、子ども達の“表情”を観て、自身をコントロールしています。

 

子ども達を“コントロールする”と思っていた自分が今、見事に子ども達にコントロールされています。笑笑

 

凄いですよ!仏のような、神のような笑顔を見せる子がいます!

私、その子の笑顔が大好きなんです♪

 

バスケの楽しみ方も“十人十色”なんで、その笑顔の意味も“十人十色”。

 

それぞれの意味を理解しようとする中で、自分自身の考え方を見直すチャンスがあると思っています。

 

そのわかり易い指標を、子ども達は“笑顔”という形で表現してくれます。

 

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