滋賀県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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2020/10/06 06:00
  

バスケを教える中で、その子の持てる力をどう引き出すか…多くの指導者は試行錯誤の毎日を過ごしておられることでしょう。

 

小学生男子であれば、6年生で160、170センチとなれば「大きな選手」と言われますが…大人で言えば、普通?いや…小さいですよね。

 

また、140センチは小さい体ですが、小さいから「劣る」とか「負ける」って思い込んでしまうのは…ちょっと残念な思考かな。。。

 

私も小学校を卒業するときに「144センチ」、中学卒業で「166センチ」、で今は「178センチ」。

チビから普通くらいに進化したケースですが…バスケのポジションで言えば、ガードからフォワードになって選手を終えた一人です。

 

以前は、身長が高い子をは「=センター」みたいなことが当然のようにおこなわれていましたが、今は指導の仕方も変わっており、小学生の時期に、ポジションを固定しないように、指導する側にも暗黙のルールがあります。

 

私のバスケの経験上…ポジションは「ガード→フォワード→センター」の流れが一番理想のように思います。

 

ま~こればっかりは、意図して作れるものじゃ~ないので…ね。笑笑

 

身体的に劣る子が、どうやってその差を埋めるか…。

 

子どもの体をよ~く見て下さい。何が見えます?

 

背が高いか低いか…ガタイがいいか悪いか…。そんな漠然としたところに目が行くでしょ?

 

そのわかり易い容姿で劣る者がどうやって、その“差”を補うか…。体には他にも使える部位があるんです。

 

「目」「耳」「鼻」「口」…。

 

まあ「鼻」はちょっとバスケでは使う部位としては弱いですかね。笑笑

 

ただうちのチームには「鼻が利く」と言わんばかりに、忘れ物の匂いを嗅いで、誰の忘れ物か当てる「犬男」がいます。笑笑

 

…ちょっと余談でしたが。

 

そう「目」「耳」「口」を活かすことを考えたことはありますか?

 

先日も書きました「視野の使い方」で、目は非常に重要な部位です。まずはここを活かす手はない!

 

そして耳。周りの声を聞き、自分の見えないところでの情報を得るために活かす必要があります。

 

そして一番言いたかったのは「口」なんです。

 

どんなにシュートが上手くても、どんなにドリブルが上手くても、どんなにディフェンスフットワークが優れていても…結局、口が使えない選手は、ゲームでは致命的な欠陥となってしまうことがあるんです。

 

競技バスケは「5対5」…「3×3」もありますが、今、ミニバスではこの5対5で勝敗を競います。

 

1対1が5個ある…そんな単純な算数ではないから面白いんですよね。

 

チーム力は、個々の素材の掛け合わせであり、可能性は広がります。

 

そのポイントとなるのは、口から発せられた「声」なんです。

 

仲間のプレーを遠隔でサポートする…この声がチーム力を大幅にアップする鍵となります。

 

サッカーで言えば…ゴールキーパーがやっている「声」です。

 

よく練習で「声を出せ!」って叫んでいる光景をみますよね。

 

で、その声はどんな声?

 

「頑張れ!」とか「あきらめるな!」とか「ちゃんとやれ!」…これは本来、求めている声ではなく、コーチの心中を代弁しているだけのこと。笑笑

 

ではなく、声を出して周りと連携し、指示を出す。

 

自分の体で補えないことは、周りと協力して補えばいいんです。

 

体格で劣るなら…それを補うだけのツールを活用すべきだと…私は思います。

 

なので、声を出せないということは、自分たちに残された可能性をあえて、封印していることと同じだということを…私は言いたい。。。

 

声を出すことを「恥ずかしい」と思っている間は…まだ「真剣」になれていない証拠であると、私の目には映っているのです。

 

パワーをつける、スピードを上げる…勿論、大切なことであり、練習で鍛錬すべきですが、今、すぐにでもできることは、声を出し、味方の代わりに情報を発信できる選手になること。

 

勿体ないよ…せっかく、ある「口」を使わないのは…。

 

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