幸せ者
先週末、とても幸せな時間を過ごしました♪
以前に指導してたチーム「草津燕」の教え子や、当時のスタッフらが奇跡的(?)に集まったのです。
教え子で今、スポーツクラブでバスケを指導しているKコーチが周りに声をかけてくれて、彼の実家で食事を共にし、懐かしい仲間との再会を楽しみました。
勿論、Kコーチのご両親は、当時、一緒にチームを成長させるために汗をかいてくれた保護者であり、恩人でもあります。
あれから20年近く月日が過ぎ、こうやって再会できたのも、またこの世界に戻ってこれたからこそで、縁というものは、自分から断てばそれまで…望む限りは続くものかもしれませんね。
当時、私は男子チームの指導者。そして、同級生のIコーチが女子チームを率いて、お互いに切磋琢磨し、また、悩みを打ち明ける仲間として共に時間を過ごしたものです。
当時、指導でのストレス…憂さ晴らしは「ゴルフの打ちっぱなし」に行くこと。その日の練習が上手くいかず、イライラしていると当時の育成会長のお誘いでゴルフの打ちっぱなしへGO!
小さなゴルフボールを子ども達の顔に見立てて、強く…これこれ!笑笑
その時の育成会長の娘さん(当時、Iコーチの教え子)の子どもが、今、小学6年生となり、私が指導しているチームにおりますが…十数年、ミニバスから離れていた私を再びこの世界に引き入れた張本人です。笑笑
不思議な“ご縁”です。。。
そして今、燕女子を率いたIコーチが、私が指導するチームのアシスタントコーチとして…息子さんをあずけてくれる親として、また、私の側にいてくれる…。
IコーチとIコーチの教え子の子どもが、同じ学年でまた、今、私のチームでバスケをしてくれている…。
これもまた不思議な“ご縁”です。。。
私と同い年のIコーチは、この草津燕というチームの3期生で共にミニバスを楽しんだチームメイトでもあり、チームメイト、指導者仲間、師弟関係、親子…とそれぞれが不思議と重なりあっていることに…何か不思議な力を感じてしまいます。
ほんと不思議。
教え子のKコーチは…私の指導から離れ、その後、高校生になり、バスケに挫折したと噂を聞きつけ、すぐに連絡したのを覚えています。
「おいで!コーチやってみないか?」
彼は本当にバスケが好きだったのでしょうね。選手であればこれからという時期に、競技を離れ、今度はコーチとして私の元に帰って来てくれました。
決して、コーチが手薄だった訳ではありませんし、私が指導から身を引くつもりもありませんでしたが…なぜか不思議と彼に声をかけた自分がいました。「帰ってこい」と…。
そして、そのKコーチがミニバスの選手時代に、私と一緒にチームの礎を築いてくれたYコーチとも再会♪
今、大石女子のコーチとして、彼も指導者の世界で歩み続けてくれています。
Kコーチも、Yコーチも、私がミニバスから離れている間に指導者として「全国」という切符を掴んでくれていました。
…そう思うと私…本当に周りに恵まれて「今」があるのでしょうね。
そしてまた、Kコーチがヘッドコーチとしてベンチに立ち、全国の切符を手にした時の選手の中から、また新たに「指導者の卵」が生まれています。
Kコーチの教え子のIコーチ、Tコーチ、そして、Yコーチの教え子のWコーチ…思いは受け継がれていきます。
指導者世代で言えば…私からみて、四世代目となりますかね…。
今、同じ指導者という「道」をそれぞれが歩み、そして、これから先も歩み続けてくれる…。
こうやって再び出会い、それぞれの思いを語り合う中で、私も…歩んできた人生の時間を素直に「良かった」と思える瞬間がありました。
私もまた、新たに指導者として再出発する今、苦楽を共にした教え子達が、今度は同じ指導者としての目線で、私に熱く語ってくれる…涙は出しませんが…私の心の涙腺はゆるゆる状態…そんな一時でした♪
ありがとう…ありがとう…ありがとう…。
私は幸せ者です。