将来への付け
ようやく梅雨も終わり、一気に夏らしい天気になってきましたね。
初夏をショートカットして、猛暑へと。
私の性格と同じで…極端ね、あなた！笑笑
チームの子ども達も、気温と同じく乗って来ているようですが…やはり基礎体力が落ちていた分、体への負担が徐々に蓄積されているようです。
今、足の痛みと戦っている数名の子らは、かかとの痛み（シーバー病）、膝の痛み（オスグッド病）、そして股関節の痛み…いずれも“成長痛”であることが、この時期の子ども達には多いのですが、ただ、その症状を「これ」と決めつけることは危険なので、しっかりと整形外科に行って「診断」してもらうことをおすすめします。
以前に受けたストレッチ・クリニックでの講師の先生からも、関節などの痛みを治療するために、まずは「接骨院」や「整体」に行くことは「危険である」ということ。
診断ができるのは「お医者さんのみ」。
まずは「整形外科」などの病院に行って、医師の診断を受けた上で、その症状をもとに、整体や接骨といったところへ行くことが本来の流れ。
医師免許がない方の治療が悪い訳ではないですが…やはり専門医の判断に合わせた“治療”を施すことが大切だということです。
今、痛みに苦しんでいる子らに共通して言えるのが…「体が硬い」ということ。
ストレッチをすると怪我をしにくいと言いますが…それはあながち間違っていないことで、特に小学生の骨格が出来上がっていない時期に、体が硬い(＝吸収するバネが弱い、可動域が小さい)ということで、故障を招くきっかけになっていると考えます。
なんせバスケは、「走る」「投げる」「跳ぶ」といった要素が多分に入っているので、想像以上に体全体を使います。
私も現役時代は「バスケがしんどい」と全く思わなかった時期がありますが、今、間違っても試合なんかにでれば、間違いなく…死にます。笑笑
現役を退いて“しばらく”ぐらいのときは、友人らに誘われて試合に出場させてもらうと…まず「喉」が切れそうに痛くなりましたね。
体より先に「呼吸器系」が弱くなってしまったのかな？
その時、思いましたね…「バスケはしんどいスポーツ」だと。笑笑
ベンチで指揮したり、試合を観戦したりしていると…「おい！もっと走れよ！」って思いますが、やってみましょう！超しんどいですから。。。ハハ
今、子ども達は、バスケが楽しく、思いっきり動きます。
「無理するな！」って言っても、無理します。…というか、どこが「無理」のラインかも知らずにやってます。
なので、練習中の休憩は勿論ですが、要所要所で「休養」させることが大切です。
「休憩」も大切ですが…やはり「休養」が大事。
練習から外れると…不安になり、焦る。。。
試合に出られないと…置いていかれる気がする。。。
それもわかりますが、彼らの人生…まだまだ“先”がありますから。
その「今でしょ！」の“今”と、まだある「先」…しっかりと天秤にかけて計っていかないとね。
あと…若い時にした故障…歳を取ると響いてきます。。。
私、そっちの方が心配です。特に体の軸となる部位は要注意！首や腰…絶対にいわさないようにしないとダメですよ！
将来、本当の苦しみを味わってしまいますから。
スポーツに“怪我”はつきものですが、それを軽んじると将来に“付け”が回りますから、自分の体の特徴を知って、それと上手く付き合う！
私もバスケで…「突き指」「捻挫」「打撲」は相当やってきましたが、「鎖骨骨折」「前十字靭帯断裂」、これは辛かったね。
あっ、あと…接触で「アゴ」が外れました！笑笑
マンガのように縦にビヨ～～～ンって感じじゃなく、横に外れましてね。歯も２本、抜けちゃいましたよね。試合後のモップで「歯、発見！」、今では笑い話です♪
この時は、ご飯が噛めず、離乳食のような食事をした辛さを思い出します。
今でも膝の腱を切ったのは「トラウマ」になっていますから、思いっきり“踏ん張る”ってのは怖くてもうできません。
ミニバスのリングで子ども達に「ウインドミル」してダンクをみせていたあの頃の俺は…どこに行ったのでしょうか？笑笑
ウインドミル…ビンスカーターじゃないですよ！ドミニクウィルキンスの時代です♪
知ってます？？？笑笑
