フリーズ
雨が続く…夏空が大好きな私にとっては、雨はどうも苦手。気分も少し灰色になります。。。
最近、就寝時にYouTubeで「睡眠」の音楽を探して、かけながら眠りにつく習慣となっています。
睡眠に適した特定波長の音楽や、自然の音など…私にあっているのはどうも「水の音」。
川のせせらぎや、滝の音、森に降り注ぐ雨音など…これを聴きながら眠りにつくと次の朝、すっきりした気分になれます♪
私の苗字に「鮫」がついているので…やっぱり魚族なのでしょうかね。笑笑
“ひぐらしの鳴き声”を聞くと黄昏て…“アブラゼミの鳴き声”を聞くと元気が出ます!…わかり易い性格でしょ!笑笑
さて、昨日は「スペーシング」の話を少ししましたが、練習風景を見ていると…ようやく個々が意思を持って動き始めたので、子ども達とのコミュニケーションがとても楽しい時間となります。
「どうするのか」「なぜ、そうするのか」…これの繰り返しの中で、それぞれの「選択肢」…引き出しの数が増えていきます。
時に誤った選択をしていることもありますが…それも成長の過程…そのシチュエーションで他にある選択肢を与えるだけの単純な作業です。
技術の“引き出し”を増やそうとしている子は「コーチ、これもしていいですか?」ってまだ教えていないことまでやろうとする…「OK」「OK」です♪
なんせ、選ぶのは選手自身。
中には私の想像を超えるプレー、選択肢を選ぶ子もいて…ついつい「ナイスプレー♪」と叫んでしまう自分…バスケを“楽しんでいる一人”なんです。
個々の性格がプレーに出始める時期なので、その子の性格と、その子の選ぶ「選択肢」…ここが紐づいてくると私の想定するプレーと合ってくる…いわゆる「想定内」。
ただこれは、私が求めるレベルの範疇…これではいけません。私の想像以上のことを求めていかなくては…私も成長できない。
なので、私の口癖は「も~退屈~、見飽きたあ~」です。笑笑
決して、馬鹿にしている訳ではなく…もっと“刺激がほしい”サインを常に発信します。
要は「もう見飽きたよ~、それ~」…って、次のチャレンジへの私なりの背中の押し方。
ようやく、子ども達も私の性格を理解してきたようで…ミスしようが、何しようが…次のプレーにチャレンジするきっかけを探し始めます。
もうそうなると…我が我が状態!
その我が我が…と、チームのための「選択と確率」の考え方を平行しながら教える…そんな時期ですかね。
この辺りから各チームの指導者のフィロソフィーの道が大きく分かれます。面白いでしょ♪
ただ今、チームに「考え方」や「チームの連動」を教えるとフリーズする子がいます。
思考停止。
パソコン言えば「容量が少ない」…ただそれだけのことなのか、それとも…それ以外の原因があるのか…ここをしっかりと見極めないといけません。
前者で言えば、頭で「考える」と体の「動き」が止まる構造なので…決してサボっている訳ではないんです。
必死で考えているからこそ…フリーズしちゃいます。笑笑
子ども達に常に言っている「…ながら」という言葉。
「ドリブルし“ながら”パスを探す」「走り“ながら”ボールを見る」…など、同時に2つのことをさせる習慣。素晴らしい選手は、それを3つも、4つも同時にやっちゃうんですね。
「考え“ながら”動く」。
何気ない行動ですが、その一瞬、コンマ何秒の世界の連続…「パニック」になることも経験が少ない世代なので“当然”のことであり、そのパニックになり“ながら”…何ができるか、これもチャレンジであり、成長させる必要があるんです。
シュートやパス、ドリブルなど、バスケットとしての道具(武器)を身に着けても…結局、その武器を使いこなせるかは…彼らの脳…考えなんです。
フリーズすれば…その磨き上げた道具は、埃をかぶってお蔵入りしちゃいますから。
ですから今、そんな彼らの脳に“アクセス”しています!
ほんと面白いですよ♪
バスケは単に歴じゃないんです。見た目は小型のノートパソコンでも、ハイスペックな子がいます!
フリーズする子には、断片化されたバスケの技術を繋ぎ合わせるように、適度に「デフラグ」してやらないといけないんです。
パニックになるくらい、フリーズするくらい…必死に頑張っている子をどう育てるか…間違ってもパソコンを叩いたり、電源を切ったりしたらダメですよ!それはアナログ人間の悪しき習慣ですから、昭和のブラウン管テレビじゃ~ないんですから、叩いたら動くって勘違いしないように…ご注意を!笑笑
どんなに恵まれた身体能力をもっていても、それを活かすも殺すも…彼らの「CPU」。これをどう成長させるか…身に着けた技術(メモリー)を使いこなすCPUを…。
どうです?
子ども達が、目の前のパソコンに見えてきましたか?笑笑
見た目の身長だけでバスケの優劣はつきませんから…我が子のスペックを上げていきましょう♪