足元
熊本から九州全土、岐阜や長野でも豪雨が続き、甚大な被害が出ています。新型コロナである意味、被害を受けた方が更に天災で被害を受ける…神様はいるのか…少しやり過ぎではないですか?
コロナで沈んだ経済を立て直そうと、ようやく動き始めた矢先、それはないでしょう!辛すぎます。
この先の復興をお手伝いしたいボランティアの方々の思いも、このコロナの影響で“受入れ”が難しくなるのかと思えば…更に残酷な状況に。
予測できない天変地異ではありますが…こういった時に「国」は国民を守ってくれるはず…ですが、コロナ対応を見る限りでは…期待薄でしょうね。
議員の皆さんの真価が問われています。
…といっても“他力本願”ではいけません!自分の力でできること…そして私にできること…今、我々にも問われていることも忘れてはいけません。
さて、話題はバスケになりますが…
滋賀U12の第三ブロック長として、この先の運営をそろそろ明確にしたい…一番の不安は、先が見えないこと。仮に、厳しい「先」が待っているとはわかっていても、「先」を知ることで不安が希望に変わることもある…私はそう思っています。
人間って、そんな生き物なんじゃないでしょうか。
私の地域においては、この7月から条件付きでの交流が認められるようになったことで、密にならない一定条件付きでの試合が可能になりました。
確認の意味もあり「健康チェックシート」を記載し、参加者の健康状態を確認した上で、試合をおこなうことは必須です。
試合中、コート上のプレイヤー以外のマスク着用や、ベンチのソーシャルディスタンス、ハイタッチや応援の禁止、会場への入場制限、ボールやベンチの定期的な消毒など…細かなガイドラインに従っての運営となります。
勿論、ガイドライン以上の独自の対応をすることも忘れずに…。
昨今の状況をみれば、致し方ないことですが、プロスポーツの世界でも「無観客」などの対策を取られたり、選手間の接触を控えたりで…。
先日、テレビで見たプロレスでは、無観客の中、カメラに向かってパフォーマンスする選手…流石にこれでは選手もモチベーションが上がらんでしょ!って…これまでのスポーツの歴史で類を見ない異様な光景となっています。
この光景もまた…何年か後には「笑い話」になるのでしょうか。
いい思い出とは言えないですが…ある意味「思い出」になるのかも。
そんなことを考えながらも…ようやく子ども達が「スポーツらしいことができる」…それは本当に嬉しいことです♪
「競技」というだけに「技を競う」…競い合う相手がいての競技ですから、ようやく本来の“バスケットボール”の時間が戻りつつあります。
決してバスケだけの話ではなく、多くの競技で今、同じような思いで「先」を見据えて、活動を計画されていることでしょう。
バスケのプレーにおいても、類似している点があります。
ドリブルの際に、足元ばかりを見ているプレー。
足元の「今」だけを見ていると、その先の「未来」が不安になります。下を向き、視野が狭くなるということは、それだけ目に飛び込んでくる情報が少ないということなので、どれだけ体を鍛えたところで、プレーを判断、選択ができない選手になってしまいます。
先を見る…要は視野を上げることで、次のプレーの予測、自分のこれからのプレーのイメージができ、結果、自信をもってプレーできる選手になっていきます。
ドリブルを突きながら「下」を向いていることは…とても“もったいない”ことをしています。
何のために顔を上げるか…「ドリブルはボールを見ないで突くと上手くなる」…これは理由じゃないんです。笑笑
要は顔を上げ、視野を上げてプレーすることで、より多くの情報を得て、プレーの選択、判断ができる選手にならないと…せっかく鍛え上げた「体」がお役に立たなくなりますから…。
あと、頭を上げることで、重心、ボディーバランスが良くなりますから…いいこと一杯ありますよ~♪
お子さんを応援する際に、「ドリブル!」とか「パス!」とか「シュート!」とか「走って!」とか…色んな声を掛けたくなりますよね。
私なら「顔を上げて周りを観て!」…「考えて!」って声かけますね。
だって、体を動かすための動作や選択肢を周りから口で言っちゃえば…“考える力”はなくなっていきますからね。
私の理想は…選手が自分の目で観て、頭で考え、選択したプレーについて、事後に語り合える「選手とコーチの関係」「子どもと保護者の関係」ができること。
命令したり、失敗を指摘したりするのは…もういいですわ。面白くないですもん!
それより、お互いのプレーの「発想」や「判断」「選択」を、あ~だこ~だと議論している方が、100倍楽しいですからね♪
そんな「バスケの虫たち」が沢山あらわれてくれることを…楽しみにしている私です♪