さてさて、講習会…
7月に毎年おこなわれる栗東市(我が大宝ミニが所属する市)の招待大会が、新型コロナウイルス感染防止を考慮して、今年は「中止」の判断となりました。
昨今の状況からして“致し方ないこと”かと思いますが、年間行事として抑えていた体育館を、この栗東市に所属するチーム、子ども達のために、より密を避ける対策を講じつつ、クラスを分けての「講習会」に変更することなりました。
土日の二日間、それぞれ男女で分け、更に、午前の部、午後の部で、学年で分け、少人数に区切ったクラスでの「技術指導」。
先日、栗東市の指導者で事前の話し合いをし、どういった内容で講習会を進めるか、意見をまとめました。
どのチームの指導者も…この続く「コロナ自粛」で、今、チームの子ども達に何ができるか…真剣に考えておられ、「やっぱり子どもが好きなんだなぁ~♪」って嬉しくも感じ。
私は男子チームの指導者なので、担当は「5、6年生の男子」、栗東市に所属する3チームの子ども達への技術講習となります。
「よ~し、何を教えてやろ~か!」…。
担当を任されたときは…そんな感じで意気込んでましたが…いざ、冷静(?)に考えると、「おお~、チームによって考え方が違うから、変なこと教えられんぞ~」ってちょっと焦り出す有様。(笑)
よ~く考えてみると、バスケを教える中で、シュート、パス、ドリブル、ディフェンスフットワーク…いわゆる「基本」と言われるものですら…チームによってポイントが違ったり、形が違ったりと…私の中では「これが正」と思っていることも、チームや指導者によっては「違う」と言われることもあるので、教え方も注意してやらなくてはいけません。
事前の話し合いでも…「どんな指導であっても否定してはいけない」と連盟長から話がありましたが…そんなん聞くと…余計、プレッシャーかかります。(笑)
ドリブルとレイアップシュートをメインに、子ども達に技術講習しようと決めたのですが…さてさて、上手く説明しながら、オブラートに包んで指導できるか…私の指導は、餃子の皮からすぐ具がはみ出しちゃうので…とりあえず焼き加減は、蒸し焼き程度で…(笑)
他チームの指導者の方から、シュートについても少し要望があったので、講習時間をみながら、今、探求しているシュートモーションについて…私の“自由研究”の発表の場として、子ども達に伝授したいと思います。
普段、接している自チームの子ども達にだけ指導をしていると、「嘘も本当」で通ってしまうことはよくあることで…こうやって他チームの知らない子どもや指導者に教えるとなると、改めて自分の指導を見返す…そんな貴重な経験ができます。
まだ意思疎通していない相手に…「どうやって短時間に」「どうやって伝えるか」…普段からこの意識をもって、それこそ「1年間でも」やり続けることができれば…さぞ、いい指導に近づくのでしょうね。
…ただ、精神的にも肉体的にも“もたない”可能性がありますから、やっぱり「指導」も体力勝負なんですよね~。
歳を取ると、ここは若い指導者に体力は負けちゃいますから…「子どもが好きなら体を鍛えよ!」ってオッサン指導者には、変な格言を授けます!(笑)
さあ、楽しみです♪
子ども達の笑顔が絶えない講習会に!
バスケができる幸せを噛みしめながら…。