滋賀県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

滋賀県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

ベター・メンバー

2020/06/25 06:00
  

皆様、ご無沙汰しておりましたm(_ _)m

 

公私とも色々なことに変化があったこの6月。人生の大きな節目なのか、まだ気持ちが“なえて”おります…。

 

「しっかりしろ」と自分に言い聞かせるも…これまで“甘々な人生”を送ってきたツケでしょうか、心と体がいうことを聞いてくれない…そんな感じです。

 

ミニバスの活動もようやく再開し、子ども達も「心と体」が思うようにいかない…そんなジレンマを感じながら練習に取り組んでいることでしょう。

 

そんな彼らに負荷をかけ過ぎると怪我につながる…そんな怖さも感じながらも、それでも頑張ろうとする子ども達をいかに抑えながら、かつ、前に進めるか、今、全国の指導者の皆様もご苦労されているのでは…。

 

今年は年度初めに計画した「育成プラン」が根本から崩れてしまったので、今一度、計画の組み直しをおこないながら、いつ行われるかわからない公式戦に向けて、少しずつではありますが準備を進めております。

 

「今年、ミニバスの夢の舞台はあるのだろうか…」、そんな不安が頭をよぎりますが、不安ばかりに囚われていても前には進めませんから、「あるもの」と信じ、気持ちを鼓舞する今日この頃です。

 

近況報告ですが…嬉しいことに新しく入団があり…チームは少しずつ「活性化」しています。

 

現在19名、新しく体験に来てくれる子どもさんの情報もあり、今年中に20名は超えてくると思うのですが…私の目指す「35名体制」にはまだ時間がかかりそうです。

 

チームや体制を大きくすることで、チーム力が上がる。これは、競技における対戦での「強さ」に結びつくことは勿論ですが、何より、チーム内での“競争力”が増すので、結果、個人としての「強さ」に結びつけるための土壌づくりとなります。

 

そのための「切磋琢磨できる環境づくり」…ここはこの先もブレずに進めます!

 

団員が増えると、試合の出番が減る…当然のことですが、それは私の役目として、より多くのチャンス、試合の機会を与えてあげること…そのためのチームマネージメントは怠りません。

 

選手のやる気を失わせることはあってはならないので…常にチャンスを与えることに意識するようにしています。

 

ミニバスでよく使われる表現「ベスト・メンバー」。

 

私はどうもこのメンバー構成の“表現”には違和感を感じます。

 

私のイメージは…「ベター・メンバー」(笑)

 

確かに本音と建て前があることも事実ですが…成長著しい子どもが、数ヶ月の練習期間の間で、優劣が入れ替わらないことはあり得ないと思うんです。

 

なので私は、出来る限り「メンバーは固定しない」というやり方をしています。

 

いわば「その日の旬」を見つける努力を…指導者として怠ってはいけないと考えているからです。

 

システムやフォーメーションなど、技巧を磨けば、勝利への近道となるでしょう。

 

そのために、限られた選手に特化して指導し、選手間の呼吸を合わせる…“合わせ”によって戦略・戦術が機能し、よりミスの少ないチームづくり、「勝利への近道」を目指す方法。

 

競技である以上、“勝ち負け”はつきものですから、致し方ない“チームづくり”なのかもしれませんが、そのことによって、チャンスを与えらず、自ら「あきらめる」といった行動を取ることも少なくありません。

 

あきらめることで「やる気が出ない」…結果、上手くなる「伸びしろ」を失っていきます。

 

最悪のケース…「バスケは楽しいもの」を味わうことなく、その道から離れてしまう者も。

 

そうならないためにも「今、輝いている原石」が“耀き損”にならないように…。やる気スイッチがONしたことに気づいてあげられるように…。「チャンスは自分の力で掴むもの」ということを、身を持って学んでほしいと願っています。

 

選手の層や技量の開きなどで、ポジションを取られる…これは、大人になって社会に出てからも同じようなことが起こりますから、「自分にできること」また「自分にしかできないこと」を見つけるための将来への準備になると考えています。

 

「声を上げ、チームを鼓舞する」「次の行動のための準備ができる」「後輩や仲間の面倒がみれる」「笑顔が素敵!」…など。

 

これは紛れもなく「個性」の象徴ですから、「バスケが上手い=人として素晴らしい」という方程式は絶対ではないということです。

 

ですから、その子の素晴らしい素質を見い出してあげる…そして周りに、本人に示してあげることもミニバスには大切なことだと思っています。

 

試合の勝ち負け以上に、チーム内での切磋琢磨で、何を教え、何を学び、何をするか…そういったことをどう子ども達に伝えるか、切磋琢磨することの意味はバスケの技術だけではないことをいかに伝えるか…私の目指す指導の根幹でもあります。

 

バスケットの技術を教える“コーチング”は、日々進化しているため、私の老いた脳をフル活用して、また、老いた体に鞭を入れて…時代に置いて行かれないように頑張るしかありません。

 

正直、ここが一番、私が苦悩しているところですが、これを怠ると“えらいこと”になります!(笑)

 

私は…「コーチング」は“常に新しいものを見い出すこと”と考え、「指導」は“いかに経験を積むか”と考えていますので、過去の積み重ねを「今」に活かし、今からの先は新しいことにチャレンジするようにしています。

 

今年のチームのテーマは「いかに楽しむか」…まずは地元でNo.1の「オモロイチーム」、「大宝さん、楽しそ~♪」って言われたら、我々の“勝ち”ですからね!!!(笑)

 

…ついでに「チームが強かったら」…“おまけ”みたいなもんで。

 

バスケットボールランキング

ミニバスケットボールランキング

小学生ランキング

続きを見る

<< 前のページに戻る