滋賀県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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天秤

2020/05/01 06:00
  

しばらくご無沙汰しておりました(笑)

 

ブログを自粛していた訳ではなく…少々、バタつく毎日を過ごしておりましたもので…このご時世で、アリガタヤ、アリガタヤです。

 

さて、新型コロナとの戦いも、見える情報、見えない情報もあり…苦戦を強いられております。

 

この先、長期化することは見えているものの、どこまでのレベルでの自粛を続けるのか…その度合いが、まだ未知数です。

 

滋賀でも5月末まで(あと1ヶ月)休校となっていますが、県のバスケ行事は、この先も当面中止、あるいは延期のアナウンスが早々に出ています。

 

ところで先日、テレビで池上彰さんが新型コロナを解説された番組を観たのですが、番組の中身は後ほどお話しするとして…まず、池上さんの話し方は、本当に聴きやすく、そして“ため”になります。

 

ご自身の考えも、適度に混ぜながらも、角が立つようで…立たない物言い。番組MCとしても、ほぼ素人さんのタレント達の「少々的を得ていない珍回答」でも、気分を害さないように、必ずといっていい程、「褒める」ことから始まりますよね。

 

これは、コーチングにおいても、重要なことで、特に相手の「言葉」を遮ることなく、また次を引き出すテクニックであり、それをごく自然にされるのは…やはり池上さんのお人柄もあってのことなのかと考えます。

 

まっ、池上さんリスペクトはこのくらいにして…(笑)

 

番組の中で、これから長期化するであろう「対新型コロナウイルス」で、ポイントになるであろう「集団免疫」という考え方。

 

GW後に来るであろう「第二波」…そしてその先の「第三波」…。

 

ここで死守しないといけないのが「医療崩壊」。もう既に医療崩壊しているとも言われていますが、日本の医療従事者の“底力”は本当に凄いの一言!

 

我々が今、スタンディングオベーションして称賛すべきは「医療従事者」であり、使命感を持って、献身的に治療に従事されていることは、ただただ感謝の言葉しかなく…本当に“ありがとうございます”と言いたい。

 

私は、医療行為ができないので、お手伝いできることは「感染を避ける努力」。

 

日本は世界から見ても、国民一人当たりの病床数は多いようですが、こと「ICU」、集中治療をおこなえる医療設備や体制が弱いということ。

 

これから感染者数が増加すれば、それに伴って重篤者も増えてくる…そうなると、一番肝心な緊急を要する治療において「医療崩壊」を招く危険性が残っているということ。

 

そのために感染拡大を抑える努力と“天秤”にかかっているのが「経済の崩壊」。

 

もう既に経済が破綻し始めていることは皆さんもご承知でしょうが、これは期間が伸びれば伸びるほど、後遺症が大きくなる…一日でも早く経済活動を再開させなくては…でも「人の命」…。

 

まさに今、このせめぎ合いが繰り広げられています。

 

そこで今、考えられているのが「集団免疫」となるのですが、要は、個々が感染によって生まれる「抗体」を作り出すこと。抗体が出来れば、同じウイルスに対しては感染を抑えられるので、いわゆる「通行手形」のように、抗体がある者には、経済活動への「復帰の許可」を出すことができるという訳。

 

簡単に言えば…「適度」に感染することを求められている…ということかな?

 

勿論、リスクはあります!命を落とす人が必ず出ます!ただ、それを不可避の結果とみなすかどうかは…この先も“見えない情報”となることでしょう。

 

この「適度」を急げば…医療崩壊の危険性があるので、そこをどうコントロースしていくのか、これから日本国がどのような舵を切るのか…我々「乗組員」は船長の背中を見ているところです。

 

もう既に「命の選択」は始まっています。

 

いよいよ、“明日は我が身”となる覚悟を持って、一日一日を感謝して生きられる自分でありたいと。

 

身を“ゆだねる”なら…事を受け入れる“覚悟”も必要ですから…。

 

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