リングが無くとも
あかんっ!コロナ、コロナ、コロナ…そればっかり書いとるやないか~い。
大好きな「BASKETBALL」はどこへ行った???
そうそう、バスケがしたくてしたくて仕方がない子ども達!さぞかし、家で机にかじり付いて熱心に勉強していることでしょう!(笑)
リングがあるご家庭はいいですが、近くにリングのない子は、シュート練習ができない…辛いお気持ち察します。
リングがないので…「シュート力が落ちる」…って考えちゃいますが、案外、そんなことないですから。
家にリングがあれば、みんなシュート力がつく…ほんと?…絶対!?…そう言い切れないでしょ!
私なんか、住んでる住宅街の事情もあり、バスケ歴は長かったですが、家にリングなんか無かったですから。
人の家のリングを使ってシュート練習したって記憶もほとんどありません。
単に努力をしなかったと思われそうですが、シュートはリングがなくても打てますから!
真上にボールを打ち出す、スナップを効かし、膝、肘の動かし方を何度も何度も繰り返していれば、目の前にリングが存在すれば、そこにボールを投げるだけ。
野球でいう「ストラックアウト」と同じで、キャッチャ-がいなくてもピッチング練習はできます。
同じく、リングがなくても、狙い方の練習はできるということ。
「リングがないからシュートが上手くならない」…ってのは、都市伝説のようなもので、単に言い訳(笑)
リングはあくまで競技の中での「得点」を明確にするための「輪っか」であって、バスケのシュート技術は、その輪に「正確に投げ入れることができるか=狙ったところに投げる技術」ということです。
「リングがないからシュートが上手くならならい」というのは…技術としての観点が違っていて、別に「四角」でも「三角」でも穴があればいいんです…言えば、別に穴が無くても印でもOK…そこに正確に投げることができればいいんです。
高さと距離は次のステップとして、まずは「狙ったところに、狙ったように、ボールを投げる」という練習をしてください。
ドリブルやパスも工夫をすれば、体育館でなくても練習はできます。
何より、ボールを触っている時間を増やすことが大事!
人間の手の間隔は、相当に繊細ですから、その分、普段のケアを怠ると、その繊細さがくすんでしまいます。
余談ですが…昔、テレビ番組で、凄い寿司職人がいて、鍛え抜かれた手の感覚で掴んだシャリの米粒の数が、寸分狂いなく合わせるのを見たことがあります。
確かに私も、学生時代に「餃子の王将」でアルバイトしていたのですが、解凍エビの殻をむいて、包丁で筋切りする裏方専門で、一日中そればっかりを任されていたら、数年したら、全くエビも見ないで、手の感覚だけで会話しながらエビを無数に切ってましたもんね。手の指なんか切ったこと無かったですから、慣れた手の感覚って凄いですよね(笑)
私が小学生の時は、家の前の電柱に向かってシュートを打ってましたね。真っすぐ打たないと自分のところにボールが返って来ない…結果、ボール拾いで疲れる…電柱に鍛えられたものです。
シュートの基本は「真っすぐ」投げられるか。
距離が「遠い」「短い」は何とでもなります。厄介なのは真っすぐ投げられないこと。
今、家の前でご近所様に迷惑をかけない程度で、「真っすぐボールを投げる」「リリースする」という動作を繰り返し、繰り返しおこなってください。
案外、真っすぐ投げるって…簡単そうで、奥が深いので…意識して練習するか、仕組みや仕掛けを使って、強制的に真っすぐに投げる必要があるシチュエーションを作ってあげるかでしょうね。
大人がサポートして、巨人の星なみの「シュート矯正ギブス」なんか手作りしちゃっても…子どもにとっては「いい思い出」になると思いますよ♪
練習する場所も、仲間もいないなら…ないものを待つより、自分で創意工夫。
自分で作った料理が美味いのと同じで、自分で工夫し、苦労して作った環境は、必ず身になりますから♪