滋賀県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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命の重さ

2020/04/07 06:00
  

何が正しくて、何が間違っているのか…わからなくなる。

 

そんな状態がここしばらく続いているので、モヤモヤ感がぬぐい切れない。

 

新型コロナの状況は、マスコミの報道などで伝えられていますが、人口密度の高い都市部での感染者拡大は、それほど驚くことではない…と考えていた私。

 

志村けんさん死去で、これまで以上に危機感を持つようになったことは間違いないのですが、やはり心のどこかに「大丈夫だろう」と高を括っている自分がいて。

 

ミニバスケットでの活動自粛も、全国を見渡すと地域によって自粛の「差」があります。

 

勿論、我が大宝ミニのある「滋賀」だけでみても、県内市区町村での「差」はあります。

 

この4月からは、所属している地域での「条件付きでの活動を認める」といった通達があり、県協会からは「現時点では春休み期間中は対外交流禁止」の要請、捉え方によって対応が180度違うことがおこってしまうような可能性もあり、困惑しているというのが正直なところです。

 

活動が「OK」か「NG」か、「白」か「黒」か、それすら明確にならないグレーゾーンなら…「ではOKということで!」…この判断でいいのでしょうか?

 

私、今、もしかすると“とんでもない判断”をしてしまってませんか?

 

他でもやってるから「いい」んじゃないか…。

 

「使用許可」や「活動許可」が出ているから「いい」んじゃないか…。

 

子ども達がやりたいって言ってるから「いい」んじゃないか…。

 

保護者が「OK」出してるから「いい」んじゃないか…。

 

…どうなんでしょうか。私、この先“人殺し”になりませんかね?

 

一年後、半年後、いや…2、3週間後、…チームの子どもを含めた関係者の命を奪うことになりませんかね。

 

安倍首相や、政府の動きをみていて、信じていても大丈夫なんでしょうか。

 

医療関係者からは、既に危険な状況を越えてしまっているような話も聴きます、いわゆる「デッドライン」。

 

周りの知人、職場の同僚、チームの子ども、関係者、これまでお世話になった方々、親兄弟、日本人、アジア人、世界の人々、そして人類…で、私自身。

 

死にますかね?

 

今、私の判断や行動は、「英断」と取られることはなく、人道を外れた「戦犯」になる可能性しかないような気がします。

 

何事にもリスクがあるのは間違いないのですが、私、今、正しい行動やってますでしょうか?

 

医療崩壊が現実的となり、専門病棟の床数が足りなくなる、医療機器が足りなくなる…命の「優先順位」をつけなくてはいけない状況が迫っていますし、もしかすれば、もう既に行われているかと。

 

人の命は何物にも代えられない…と言いつつ、優先順位をつける…命の重さを「死ぬ確率」や「年齢」「寿命」に置き換えて、命の重さを測る…そうするしかないのか。

 

私も子どもがいます…。

 

志村けんさんのお兄さんがお話しされたように、感染者には、面会できず、お亡くなりになられても顔も見れず…遺骨になってから帰ってくる。

 

自分の子どもが苦しんでいても、声もかけられず、手も握れず、代わってやれず…。

 

想像するだけで、胸が苦しくなります。

 

私、今、命を預かっている立場になってます…“人殺し”になってませんかね?

 

一日でも早く、事態が終息することを「願う」だけで良いのか…。

 

そんなことをばかり考えながら…それでも前に進まないといけない苦しさ、感じています。

 

皆さんも同じ思いかと…今日は思うところを書いてみました。。。

 

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