ユデガエル
この4月の新年度からチームが所属する県地区(ブロック)のお仕事を手伝わせて頂くことになったのですが、新年度の活動や行事など、年間計画は立てましたが、どうも予定通りには進まない兆しです。
Bリーグも試合が中止になり、他スポーツでのアスリート達の感染が伝えられ、活動自粛の波は、更に大きくなっています。
首都東京をロックダウン(首都封鎖)するなんて話題も出ており、今後、スポーツどころか、生活にどれだけ影響してくるのか、未知の領域に入ります。
海外のような「街に人が誰もいない」なんて異様な光景…とまで至らないとは思いますが「人が集まる場所は危ない」という認識は、既に個々人に刻み込まれたと思いますので、これから迎える大型連休での観光業には致命的なダメージを与えると予想されます。
既に飲食業界に携わっておられる方は、夜も眠れないほど不安…そんな状態ではないでしょうか。
私の勤める職場でも、計画的な休業をおこなう、社員を状況に応じて休ませるといった話になっています。
「休業希望者は事前に申請してください!」って総務から言われたので…5月末まで全部休んだろかって思いましたが…それは冗談で。
そんな状態が続くであろう「今から」をどう過ごすか…これまた生きている間に経験することになるとはね。。。
ほんと今は「バスケ」を考える前に、「生きる」とか「生活」とか「幸せ」だとか、そんなことを真面目に考える時間になっています。
人はそんな簡単に変わらないという人もいます。また「死ぬか生きるか」を経験した人は人生が変わったなんて話も聞きます。
「私は大丈夫」とどこかで高を括っている自分がまだいる…身近に影響が出れば、はっと気づくのでしょうが、これだけ世間で話題になっていても、やはりどこか「ユデガエル」。
人間って、少しずつ変化することには「慣れ」が邪魔して、変わっていることすら気づかないものですね。
今、こうやって映画で観るような「人類存亡の危機」に近しい状況をイメージさせられ、「生きていることが幸せ」と実感できる機会が与えられたと思いたい…。
桜が咲いて、青葉が芽吹いて、動物や虫が動き出す…今、そんな良い季節になってきたのに、それを感じることができないなんて…寂しいし、もったいない。。。
もしかすると、来年、再来年…この目で桜が観れないかもしれない…それも考えながら。
バスケの話がしたいのですが、しばらくはお預けかな?…旬なネタがないんですよねぇ~。
幸いにも滋賀はまだ関東圏や人口が多い都市部に比べると…周りの状況はまだまだ冷ややかです。これが良いのか悪いのかと言えば、どちらでもなく、「冷ややか」が「冷静」なのであれば、良いことだと思います。
自分の身を守ることは自分自身で…。
人を踏み倒して「勝ち組」を目指す時代が、どれだけ寂しいことなのか…みんなで協力しながら「生きるために何をするか」、一緒に考え、行動する機会を神様が与えてくれたと考えるようにしています。
といっても、私、浄土真宗なんで、「仏様」なんですがね(笑)