スポーツの”最高峰”
我が大宝ミニがある滋賀県栗東市、「栗東」と言えば、競馬を愛する人から言えば「栗東トレーニングセンター」がある場所。
私は「お馬さん」との縁はそれほどないのですが、滋賀には琵琶湖もあり、歴史好きな人にはたまらない地であるようです。
さて、新型コロナの影響で、この滋賀の地域でも“自粛要請”を受けていた期限の「3月24日」となり、新たに県協会から自粛についての“第二弾”の連絡が届きました。
活動の自粛“要請”としては継続する形となりますが、これからの通年の春休み期間については、県内外の他チームとの交流は行わないように…とのことが主な内容。
まっ、今の社会情勢からすれば「無難な対応」とでも言いましょうか、感染拡大へのリスクを出来る限り抑えながらも、徐々に活動を行えるようになるのかと少し期待を持たせます。
自チームでの練習は、自治体などに確認をしながら、練習できる体育館を利用できることができれば、感染対策を講じながらの「練習くらいはOK」との認識…で、あってますかね?(笑)
まっ、スポ少に関しては、3月一杯までは「活動中止命令に近い自粛要請」ということで、練習会場の開放をして頂けない状況は続きますが…。
とりあえずは春休みの期間まで…で、また、その時が来たら「その時」考える。今は誰も先が読めないでしょうから、こればっかりは仕方ないかと…。
自宅など屋内で毎日を過ごしている子ども達には「見えないストレス」が随分と溜まっていますでしょうから、先に話したお馬さんの話じゃないですが、一度、牧場へ開放してあげないといけません。
大人の尺度で子ども達を縛ることは容易ではありませんから…。
この見えないストレスが悪い方向へ進まないように、子どもの持つエネルギーは程よく開放してあげないと…“やんちゃする子”も増えちゃいます(笑)
今、ニュースでは「オリンピック延期」との話題が流れていますが、日本が考える「スポーツのあり方」は、世界とでは少々、ズレがあるようです。
「アスリートファースト」なんて綺麗ごとを言っていますが、オリンピックの開催地にあれだけ必死になって名乗り出たのは「日本経済ファースト」だからでしょ?…本音では(笑)
都合よく観点をすり替えても世界は冷静に見てますから…「あ~、オリンピックにこれまでどれだけ金がかかってると思ってるの!?回収できないじゃん!」って正直に言えばいいのに(笑)
日本と世界のスポーツアスリートは、選手個人としては随分と考え方が近づいてきたのかもしれませんが…選手が思う「純粋にスポーツを楽しむ」ということは、日本のスポーツ文化からすれば、実践するにはなかなか難しい…世間はそう見てくれない…といったところでしょうか。
今、日本のスポーツ界にも変革の波が来ていますが、もうしばらくすれば…いや、私が生きている間くらいには…変わるかな?
まだまだ日本のスポーツには“人生をかける”という考え方がありますが、この「人生」と「命」が一緒くたになってしまっている感が否めません。
純粋に「エンジョイする」ためのツールとして考えている世界の多くのアスリートからすれば、「命の危険」と引き換えに、スポーツする…なんて発想はないのでしょうね。
「命をかける美学」…わからなくはないにしても、それが「日本人の魂」と考える時代は、もう過ぎ去ったのかと…。
自分の人生を「豊かにする」ために、「スポーツ」がある…といった捉え方、その延長にオリンピックがある…そうか考えられる大会になれば、もっと競技者も関係者も、勿論、私達観戦者も楽しめる大会であり、仮に「中止」や「延長」となっても納得するでしょうね。。
日本がこの状況下で無理にでもオリンピックを開催すると断言したところで、世界の多くのアスリート達は、自主的に「参加辞退」するでしょうし、国としても送り出せるかどうか…。
大会に合わせて準備、調整してきた選手や、アスリートとしてピークを過ぎようとしている状況では「もう待てない」といった辛い時間を過ごしておられるでしょうから、簡単にはできない判断であることは間違いないですから、「お金×スポーツ」を天秤にかけながら、政治がどう判断するか…見守るしかないのかと…。
これから先、「オリンピック」というブランド価値が落ちる分岐点に来ているかもしれません。
スポーツの“最高峰”がオリンピックと考える選手が徐々に減っていく…日本はまだまだ根強い人気かもしれませんが、この東京オリンピックを境に、考え方が変わっていくような気がします。
※まっ、スポーツ大国アメリカでは、既に“最高峰”ではなくなってますが…。
本来の「選手ファースト」「アスリートファースト」に近づけられるか、これからは選手側が「大会を選ぶ時代」に入っていくような気がします。
そうでなくては、いけないのかもしれない…そう考える今日この頃です。。。
あ~、今日は歯切れの悪いブログになっちゃいましたね…ほんと、ごめんなさいm(_ _)m