羽ばたいていけ!
辛く悲しい時間が突然…やってきた。
昨晩、県協会から、更に活動中止および自粛での対象期間延長の連絡が届いた。
新型コロナウイルスの影響で、愛すべき我が教え子6年生達との思い出を刻む時間が終わった…。
誰を恨むこともできず、落とし所のないような状態…。
私以上に、我が子を、そしてチームの子ども達を愛してくれた育成会の皆さまにとっては、消化しきれない心情なのでは…。
今年度の最大の敵は「ウイルス」でした。
最後の大勝負、全国・近畿予選の前には、インフルエンザウイルスと戦い…そして今、新型コロナウイルス…対策をどれだけ意識しても、こうなれば、無力であることを認めるしかない…。
最大の敵は、ここにいたか…といった感じです。
人生、四十数年を生きてきて、その短い時間にこれだけの異常なことは起こるものなのでしょうか。
人類が存在して約20万年といいますが、私の人生からすると4444分の1、「0.0002%」の確率の中に、そんなに奇跡的に起こる訳がない…。
そう、昔からあったはずなんですが…。
人の命の重さはお金に変えられないものであること…でも、その命を守ることで失うことの代償もお金に変えられないもの…。
この機会に、命の大切さを学ばせることが必要なのだと、神様がおっしゃっているのか…。
あっ、気持ちが落ち込むと…こんなこと考え出しちゃいますね(笑)
いや~、くよくよするな!笑顔!笑顔!
彼らとの出会いによって、私は色んなことを学ばせて頂きました。
そして、いっぱい遊んでくれました♪
時に笑い、時に怒り、笑顔と涙が交錯する…彼らは「バスケを楽しむ方法」を実践で私に指導してくれました。
“感情を表現できる素晴らしさ”、私の指導者としての1ページに新たに“刻まれた”ことは間違いありません。
おかげで…急遽、催した「6年生お別れ会」、これまで多くの子ども達を卒団させていった中で、涙を流した記憶がなかったのですが…最後のスピーチをする前から、涙腺が破損しておりました(笑)
そうそう、最近は映画を観ても「泣く」。
これは、どうなんでしょうか?最近、目が霞むのと同じで、「老い」ですか?(笑)
育成会の方が、夜中3時までかかって、突貫で卒団生ひとり一人の入団当時からここ最近の映像までを見事に編集してくださり、感動的な音楽と合わせて、私の涙腺を崩壊させて頂きました!
やっぱり、愛おしい…。
何度も私から投げかける信号に、一生懸命に応えてくれて、時に涙をみせながらも、真面目に、真摯に、彼らは向き合ってくれた…そんなことを映像を見ながら思い返し…今でも…アカン、また涙出てきたやん(笑)
指導をしてきて、こんな感情になったのは、実は初めてなんで…私も自分自身の対処に困っています(笑)
恐らく考えるに…お兄ちゃん的な立ち位置から…父親的な立ち位置に、自分自身が変化したのかもね…。
さあ、彼らには次のステップに向けて、大好きなバスケを極めてほしいと思います!
中にはバスケから離れる子もいるかもしれませんが…また新たなフィールドは広がっているはず!
もう振り返らずに…羽ばたいていけ!
君たちと過ごしたこと貴重な時間は…私の永遠の宝♪
一緒にバスケをしてくれて…ありがとう!
楽しい思い出をいっぱいくれて…ありがとう!
出会ってくれて…ありがとう!
そして、卒団…おめでとう!!!
PS.
卒団生の保護者の皆さま、このブログをかかさず読んで頂いたようで…高倉健並みの「不器用ですから…」、練習中はゆっくりとお話できなかった分、私の思いはこのブログで好きに書かせて頂きました。この先も、チーム大宝の子ども達の成長などは、引き続き、面白おかしく書かせて頂きますので、卒団しても楽しみに読んでくださいね♪ こうやってこの先も繋がる方法がありますから…。今度はOB会としてチームを“追っかけ”してくださいね♪ 短い期間でしたが、ありがとうございました!そして…本当に楽しい時間でした!!!