滋賀県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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希望の芽

2020/01/24 06:00
  

しばらく「オフ」させて頂きました。。。

 

決して「廃人」になっていた訳ではなく…ミニバスケットに費やした時間のツケが…お仕事に回っているだけです…サラリーマンの性(さが)。。。です(笑)

 

夢の舞台をみて挑戦した県大会(全国・近畿予選)でしたが、トーナメント初戦にて“敗退”という結果となりました。

 

後期リーグ2位の格上チームに、出足でつまづいてしまい、前半を折り返す時点では、何とか得点を詰めることができましたが、後半は力の差を見せつけられ、子ども達の“一つの夢”は幕を閉じました。

 

指導者として“力不足”を感じた試合でしたが、忘れていた“熱い思い”が心の奥底から沸き上がってきた実感。また新たな挑戦の始まりとして、チームや子ども達と向き合っていきます。

 

復帰してから心境の変化で、一番大きいのが…「全てが始まり」ということ。

 

「敗退」ではなく…「敗進」にしてほしい、そう願っています。

 

私にとっては、毎年、ルーティーンのように子ども達が入れ替わり、同じような流れで指導が進んでいた昔の思い出。

 

指導者としての「目線」が、先を見据えたものではなく、「今」に固執したことで、子ども達の可能性を見い出せないまま時が過ぎていったように思います。

 

「マンネリ」という表現が正しいかどうかわかりませんが、「当たり前」という感覚は、人の心を貧しくしてしまいます。今、全てが「新鮮」で、その“刺激”が楽しくて仕方ありません♪

 

今、その経験も活かしつつ、子ども達の「可能性」を考えた指導が出来たのかと…自身で「反省会」をしておりますが、子ども達を「追い込む」「追い詰める」といった行為は抑えることができた自分がいたように思います。

 

ただ…「時間が足りなかったなぁ~」って、悔しい思いが勝っているので、来年、再来年、そしてその先へと続くチームの準備期間は、早めに進めるようにと、己に鞭を打っている次第です。

 

近畿や全国の舞台がいつまであるかは疑問ですが、今回、ベスト4まで「あと1勝」という手の届くところまで来ておきながら「手が届かなかった理由」は、決して「一つ」ではありません。

 

逆に言えば「改善の余地」「伸びしろ」は十分にあるということ。

 

シュート力ひとつにしても、全く実力が伴っておらず、私の指導や練習の進め方に問題があります。

 

また、体力面、コンタクト、連携…改善しなくては「あと一歩」「あと一勝」までの道のりは険しいと考えています。

 

6年生達はこれから、次のカテゴリー「U15」のステージに上がり、U15の“洗礼”を受けることでしょう♪

 

これから新たなステージで“大好きなバスケット”を貫き通せるのか、多かれ少なかれ「挫折」というものも味わうであろう彼らには、まだまだ「次の道」が続いています。

 

私はそんな彼らにエールを送りつつ、私の力不足で育てられなかった彼らの「希望の芽」を期待という形で見守っていきたいと考えます。

 

彼らが残してくれた功績。その歩んだ道のりを次の後輩たちが「もう一足」「もう一歩」と更に先へ進んでくれるか…楽しみは次に取っておきます♪

 

そういった“伝統”という形に残らないものこそ、大切なのだと私は考えます。

 

無駄なことなどひとつもなく、これで終わりもひとつもない…。

 

一歩ずつでも歩みを続けることの大切さを子ども達には伝えていきます!

 

夢の舞台に手が届きそうなところまで来たのだと、胸を張って、次の挑戦に活かしたまえ!

 

君たちの前には「無限の可能性」が広がっているのだから…。

 

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