神奈川県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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大豆戸ミニバス誠意活動中です!!

2020/09/18 09:57
  

 8月から体育館での練習がやっと始まり、あっという間に1ヶ月半。
 とは言え、コロナ対策、熱中症対策、思うように出来ないことも多々あり。
 しかし、できる範囲内で精一杯、大豆戸ミニバスは今日も活動中。

 さてさて。
 大豆戸ミニバスは三年生から入部オッケー。
 今年度の三年生は、男子4名女子4名でのスタート。
 そしてつい最近、嬉しいことに女子1名が入部。
 合計9名。
 
 まず最初に言いたいのは、とにかく、可愛い。

 「いいねー、ナイスプレー‼️」コーチが褒める。拍手をする。恥ずかしそうにニコッと笑う。
 眩しすぎるっ‼️
 「今のサイコー‼️」コーチが親指を立て、グッジョブのサインを出した。そしたらその子も同じサインをした。プレーだけじゃないね、返しもサイコー。

 大豆戸ミニバスでは、新入部員の保護者の方には「自立を促すという意味合いで、出来るだけ手を出さないであげてください。」と、まず伝える。
 それは例えば、準備をしてあげる事・荷物を持ってあげる事・出来ない事に手を出す事などを含む。
 
 忘れ物をしたら困る。その忘れものによっては皆んなにも迷惑をかける。
 そうさせないように、誰かが先に手を出してしまったら「困る」経験をしない。

 誰がバスケをしているのか?親ではなく、子供である。だから、自分の荷物は自分で持つ。

 低学年であろうと高学年であろうと、出来ないことはわんさかある。でも、やろうとしている側から誰かが手を出してしまったら、「誰かがやってくれる」という考えが染み込んでしまう。まずは自分でやってみる。そして、無理だったら高学年や仲間が助ける。

 私は大豆戸ミニバスに3人の子供を預けてきた。今はその一番末っ子が六年生。三年生が六年生になるまでの過程をそれなりに見てきた。
 
 準備が遅くて忘れ物もして、いつも名前を叫ばれていた子が、六年生になってみれば「早くしろ」と偉そうに、そして優しく、下級生の面倒を見るのだ。
 まぁもちろん、六年生になろうと、忘れ物はたまに?するのだが。
 練習時間に少し遅れてしまった事で、一人で体育館に入る事ができない。恐らく物凄く高く分厚い壁がそこにはあるのだろう。しかし、高学年になれば、逆にそんな下級生の手を引いてあげる事が出来るようになる。

 この世に誕生してたかだか9年ほど。
 それなのに、ちゃんとコーチの話をしっかり聞き、自分にとって楽しい事をちゃんと見つけている。
 時折見せる真剣な顔。凛々しい顔つき。目を離せなくなる。どれだけの力を秘めているのだろうとワクワクさせられる。

 そこでふと思う。
「なんて可愛いのだろう」と思うのは、ちと失礼なのではないかと。「たかだか9年…」そんな思い随分と傲慢な。
 この短い期間で、彼らの成長には目を見張るものがある。尊敬を抱く。
 私…うむ、間違いなく尊敬などされていないな。よくて「六年生のお母さん」だろう。そもそも、六年生の誰のお母さんか知ってもらえているだろうか。。。

 9月までは、三年生のみ土曜練習は15時まで。三年生だけでクールダウンが始まった。
 どんな順番で行っているのか覚えているらしい。ちょっとの言い合いはあっても、順調に進めていく。そして、帰る準備。
 「バッシュがぬげない…」紐を解いているつもりが、いつの間にか固結びに。
ん?前回も前々回も固結びになってたぞ?
「かたっぽはできたんだけど…。」そーか、片方はできたのか、一歩前進。もう片方も同じ事をすればいいだけなのだが。そもそも結び方が左右ちがう?
ま、とりあえず、次回を楽しみにしておこう。
 
 「さよなら〜。ありがとうございました〜‼︎」
 自分の体よりも大きいリュック。完全にリュックに背負われている。六年生になる頃には、リュックに勝てているだろうか。
 
 この先もずっと、今の気持ちを忘れないで欲しいな。
 「バスケットが楽しい」という原点は、ブレないで欲しいな。
 
 何かの縁があり、大豆戸ミニバスを選んでくれ、そして、君達に出逢えたことを嬉しく思います。
 
 保護者の皆様、いつもご協力ありがとうございます。体育館に送り出していただき、本当に感謝です。
 僭越ながら、監督コーチとはまた違った角度で、役員一同、お子様の成長を見守っていきたいと思っております。よろしくお願いします。

 三年生、頑張れ‼︎

 

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