2月23日 男子ファルコンカップ決勝トーナメント
提供元:横浜ファイブエース
2020/03/04 20:35
2月23日
昨日の女子に続けとばかりに
今日は男子ファルコンカップです
会場はおなじみ石川小
お相手は藤ノ木さんです
秋季大会も石川小でしたね、ええ。
結果も秋季大会同様でしたね、ええ。
〇
というわけで?久しぶりにスタッツをかいつまんで取ってみました。
※ざっと取ったので実際のスタッツとは異なる場合がありますのでご了承ください。
〇
以下、略称
FG/FGA
フィールドゴール数/試投数
REB
総リバウンド数
【】内はオフェンスREB-ディフェンスREB
TOV
ターンオーバー数
POT
相手TOVからの得点
SCP
セカンドチャンスからの得点
※セカンドチャンス= シュートが外れた後、
オフェンスがリバウンドを確保し
再度攻撃のチャンスを得ること。
FBP
ファストブレイク(速攻)ポイント
▫️藤ノ木戦のファイブ▫️
FG/FGA 10/51(19.6%)
REB 23【7-16】
TOV 25
POT 4
SCP 4
▫️藤ノ木戦の藤ノ木さん▫️
REB 26【7-19】
TOV 23
POT 16
SCP 10
FBP 16
▫️ソサエティ戦のファイブ▫️
FG/FGA 22/55(40%)
REB 20【8-12】
TOV 18
POT 12
SCP 10
▫️ソサエティ戦のソサエティさん▫️
REB 7
TOV 7
POT 10
SCP 3
FBP 1
ファイブ側のスタッツだけ見ると、リバウンド数やターンオーバー数は2試合とも大きい差は無く、むしろフィールドゴール成功率の差が大きいことがわかります。
藤ノ木戦の19.6%という数字は、負けた時のファイブの確率は概ねこれくらいの確率。逆にソサエティ戦の40%というのはかなり高い確率です。今年のファイブ男子は勝っている時でも25~30%強くらいです(たぶん)
ちなみに一昨年のファイブ男子の年間平均成功率が42.3%、女子が38.3%ですから、ソサエティ戦の40%が高いことが解るかと思います。
ちなみにちなみに昨年の成功率は分かりません。
(ヘッドコーチ、スタッツください 笑)
これだけ高い確率でゴールが決まったので、勿論試合に対する印象が良かったわけですが、ことリバウンド数、ターンオーバー数だけで言うと、(繰り返しますが)ソサエティ戦も藤ノ木戦もほぼ差は無いと言っていいでしょう。
仮に藤ノ木戦で成功率が40%だとすると40点程度は取れた計算ですが、まぁどっちにしろ試合には負けてますね 笑
となると、やはり冒頭で書いたとおりで速攻出させすぎの点取られすぎという所が敗戦の要因であることは間違いなさそうです。
では、どのような速攻を出させすぎたのか。
まず、ターンオーバー(主にパスミス)からの速攻による被得点数・率を比べてみましょう。
ソサエティさん POT 10/23(43.4%)
藤ノ木さん POT 16/25(64%)
点数としてはそこまで大きく差がある程でもないですね。ソサエティさんが半数近くを、藤ノ木さんは6割を得点に繋げられていますから、やはりターンオーバーは少ないに越したことはなく、また、ミスからの得点が16点と言われるとその数字自体が多く感じるのではないでしょうか。
次にセカンドチャンスでの得点。
ソサエティさん SCP 3
藤ノ木さん SCP 10
これも単体で比較するとそこまで大きく差があるとは思いませんが、藤ノ木戦はターンオーバーからの速攻と合わせると13点分の差が出ていますし、藤ノ木さんがオフェンスリバウンドからの得点は5/7ということですから、速攻だけでなくセカンドチャンスも高確率で拾われているということになります。
最後にファストブレイクポイント、これは相手のディフェンスリバウンドからの速攻と定義します。
ソサエティさん FBP 1
藤ノ木さん FBP 16
ここでも16点取られています。多いですね。ソサエティさんのFBPが1なのは、今回のソサエティさんは速攻というより、どちらかというとハーフコートでじっくり攻めるケースが多かったため必然的にFBPは低くなります。
まとめると。
ターンオーバーからの速攻で16点
ディフェンスリバウンドからの速攻で16点
それらのセカンドチャンスで10点
合計42点 笑
うん、やっぱり速攻やられすぎです。
ですので、速攻をやられないように走力で負けないことはもちろん大前提として必要ですね、ええ。
併せて、特にオフェンスリバウンドをもう少し取りたかったところです。近年流行りのオフェンスリバウンド取りに行かないとか、そういう戦術を採っているわけでもなく、単に取りに行かなかった・取れなかった19リバウンドです。ここは主力インサイド君の欠場が地味に響いた所だと思います。
併せて、速攻の芽を摘む事も大事です。ボールマンへのプレッシャーが少ないために簡単に前線にロングパスを出されるケースも多かったですし。
(その数字を出せっつーの 笑)
相手がやりたいことをやらせない、つまりこの場合はパスの出処にプレッシャーをかけることがディフェンスの第一歩だと思います。
併せて、速攻のパスを出された時のセーフティの位置取りがあまりセーフティになってないケースが多く、厳しい言い方をすると、ただのアリバイディフェンスになっていたことも見受けられました。(主にうちの息子 泣)
数的不利の場合の戻り方、数的同数の場合の戻り方は単に走力の問題ではなく、考えて練習すれば戻り方もすぐ変わると思います。
併せてターンオーバーの数、というよりターンオーバーの質には改善の余地がありそうです。ターンオーバーの質というより、ターンオーバーの原因になるパスの質でしょうか。
今日の試合に限って言うと、ファイブが前がかりになったタイミングでのターンオーバー(パスミス)が多く、藤ノ木さんのカウンターの小気味よさが目立ちました。
イージーなパスミスはもちろん減らさないといけないのですが、安全第一でパスすべきタイミングと、五分五分でパスするタイミング、多少ギャンブルしてでも一か八かのパスをすべきタイミングを見極める戦術眼とでもいいましょうか、そういう眼を鍛える必要はありそうです。鍛え方は分かりません!笑
〇
書きたいことは他にもありますが、書いているうちに飽きてきました 笑
お付き合いいただきありがとうございます。