BEAT Jr.夏合宿2024
今年もまだ暑い中、BEAT恒例の合宿を行いました。
全学年対象、宿泊ありの2日間のトレーニングだが、
毎年厳しくその情報も下級生にも伝わる為、この日
びくびくして参加するメンバーも多いと聞く。
実際やっている事はただ走るだけなのにね・・・。
さてこの合宿は毎年の事だが、たかが2日間で
技術の向上を図るものではない。
チームのスタイルである走るバスケの原点に戻り、
メニュー通り走り続け今の自分の限界を超えようと
する意識を持ちかつ最後まで諦めずにやりきる強い
心を作るのがこの合宿の大きな目的である。
試合の本番は全力で走りますっていう言葉をよく
聞くが、走る力もないその言葉は何も伝わって
きません。
たかが2日程度で力が付くことはありません。
ただ、ちょっとしたきっかけで意識が向上し一皮も
二皮もむけ成長する者も毎年いるのはたしか、
先ずは自分自身と戦い負けない心を身につけて
下さい。
さて練習は通常練習と同じように3年生と一部の
2年生のAチーム、1、2年生のBチームとでコート
に分かれ開始。
軽くストレッチを行い即ランニングから開始。
初日は走る、走る、ほんとにただひたすら走るだけ。
歯を食いしばって戦う者もいれば早々に諦めて
ダウンして休む者もいれば足を攣ってしまう者、
吐いて倒れてしまう者も続々と出てくる。
初日後半の下級生チームのコートの端を見ると
悲惨な光景が目に映る。
でも、感じてほしいのは、今の自分の力の無さ
を痛感してほしい。
走らないバスケ?そんなバスケがあれば是非
とも教えてほしい。どの学年も上背のないBEAT
そんなBEATが相手に負けない為には先ずは
走り負けしない事。
BEATに入った以上、そこに拘ってほしいとこだ。
そうは言っても永遠に走っている訳でもなく、
そこは緩急もつけます。
休む事はないにしろスキル練習を挟んだり、時に
皆で笑ったり、声を出したりして雰囲気は決して
悪くはない。チームとしてまとまる、これも合宿に
おいて必要な事。
そして宿泊も合宿において重要な練習の1つだ。
地域も学校も違う面々が集まり1つ屋根の下に
同じ釜の飯を食べる。
もっと言えばBEATの宿泊の夜はとにかく自由。
ゲーム、スマホ持参でもOK!、お菓子ジュース
だって必要分なら自由、個で判断して常識範囲
の中であれば何をしてもおとがめ無し。
そこで十分なチーム内のコミュニケーションを
図ってほしいね。
合宿2日目はランメニューもやや落ち着きファンダ
メンタル要素の強いスキル練習から始まり、
最終は試合形式の練習で締めくくります。
2日間の合宿を終えたBEATの面々は誰もが下を
向く事なくやりきった感を出して終える事が出来て
います。
やってもいないののに、最初から辛い、厳しいから
と入るのではなく、楽しんでやっつけたろうっていう
前向きな気持ちをもってチャレンジ出来る人間に
なってほしい。
さてさて、この合宿から成長した者は出てくるのかな?
先ずはお疲れ様。
最後にこの合宿で子供達の面倒を見て頂けました
多くのご父兄の皆様ご協力誠に有難うございました。
子供達の必死になる姿を傍で見る機会は多くはない
と思います。
そんなチームにいる間、また助けてあげて下さい。