第1回熊ちゃんカップ
本日は岐阜県は下呂市で「熊ちゃんカップ」
を開催しました。
熊ちゃん??現在の子供達、ご父兄の方は
正直?と思われるだろう。
過去20年以上に渡りこの下呂の地で毎年
6、7大会のカップ戦を催し中体連、クラブ
の垣根無く幅広い地域のチームを集めバスケ
ットボールの普及と下呂市の旅館団体を盛り
上げる為に尽力されていた熊ちゃんこと
熊崎さんが昨年亡くなられました。
その熊崎さんのこれまでの功績を称え、
そのご活躍を風化させないよう感謝の意を
込めて有志が立ち上がり改めて下呂で大会
を再開した次第です。
私もミニ時代から熊さんには大変お世話に
なっており、BEATも設立時から長い間この
下呂にお世話になりました。かれこれ20年
近くのお付き合いがあったが、その恩を
果たす為、今回主催を名乗り第一回大会を
開かせて頂きました。
そこに下呂で今もご活躍のなっちゃんも
一緒に声を上げてくれ、頼もしい力を頂き
今大会はBEATと下呂のGクラブとの共同
主催で大会を開催。
第1回の参加チームは熊さんと長い間縁の
ある8チームにお声かけさせて頂いたが
皆さん快く即答で参加を表明。さらに既に
チームから離れた元指導者の方や審判だけ
でも参加したいと嬉しいお声も頂き、多く
の熊さんの仲間がこの下呂に集結しました。
チームが強い弱い一切関係ありません。
これまで熊さんが掲げたルールに賛同し
選ばれたチームばかり、だから参加チーム
の指導者は皆懐かしく知った顔ばかり、
ある意味同窓会みたいなもの。
熊さんを通して再開した仲間達との時間は
非常に居心地よく有意義な日となりました。
さて、本大会は2日間通しで初日は予選、
2日目は順位トーナメントを行ったが、
初日の予選、勿論真剣にバスケをして
貰ったが所々非常に緩くどこのチームも
全力でこの大会を楽しんでもらいました。
正直このようなローカル大会、どのチーム
が勝ってどのチームが強かったかなんて
後々忘れられること。
それより、この下呂に泊まって皆ではしゃ
いで、時にやり過ぎて失敗して叱られたり、
仲間と1つ屋根の下で過ごし同じ釜の飯を
食べて夜も夜更かししてがっつり楽しんだ、
そんな出来事が思い出として残るもの。
そんな思い出作りをしてもらい、大人に
なってまたここに戻ってくる、熊さんは
そんな願いを持ってこの下呂で多くの
大会を開いていたようだ。
そしてその思いは我々指導者も同じ。
気の合った仲間と全力で楽しく過ごす事。
初日の夜は熊さんがやってきた通り、下呂
のご当地グルメの1つである鶏ちゃんの
専門店「くまちゃん」で懇親会を行った。
当初の熊さんの真似して送迎バスを借りて
皆で馴染みの店に集う。
熊さんがいた頃は当たり前のようにお店に
行き当たり前のように飲み食いして楽しん
でいたが、実際自分が主催で行ってみたら
普通に大変だった。
そう言えば、熊さんはこの一次会を終え
たら必ず二次会に誘ってくれてそこで改め
て楽しく騒いでいたなぁ。
そういうことだったんだ。
コロナが始まり下呂の大会が終息しつつ、
その後、熊さんが永眠し完全に下呂の大会
を終えたが、今回仲間達の力で再開する事
ができました。
喜んでくれてるかなぁ、熊さん。
懇親会に参加してくれた仲間は終始笑顔で
熊さんの昔話を酒の肴にしながら楽しい
時間を過ごしていましたよ。
以降、熊さんの意思を引き継いで下呂で
年6回も7回も大会を開催することは
なっちゃんの協力があっても正直出来ま
せん。ただ熊さんを忘れない為にもこの
「熊ちゃんカップ」は続けて行きます。
年1回だけ、来年も同窓会が出来るよう
頑張ります。
最後に今大会にご参加頂きましたチーム、
指導者の皆様、個人で駆けつけてくれた
仲間のみんな2日間有り難うございました。
そして、この大会の運営に尽力して頂き
ました下呂のご父兄並びにBEAT父兄の
皆様も有り難うございました。
皆様のご協力で非常に心に残る大会が
出来、その大会を成功できたことに感謝
しております。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。