BEAT合宿 in 恵那①
この週末はBEAT Jr.の恒例行事である合宿を
開催しました。場所は例年と変え岐阜県恵那市。
3年から1年生の全学年対象で今年はチーム全員
が参加です。
毎年この合宿で伝えてる事だが、この合宿はスキル
アップのみを目的としているのではなく、当たり前に
あるルールを守りチームの中で協調性を図りそして
個のバスケ感の意識力を高めかつ、強い心を養う
為に行っている。
だから大きな目的は先ず今の自分の力を知り、足ら
ない部分を補いマインドを上げ、最後まで自分自身
と戦う姿勢を持つ事である。
辛いランメニューから目をそらし半ば途中で辞める
事は簡単、強い相手から逃げてチャレンジしない、
これもやはり容易。
絶対負けたくない強い相手と対峙した時、壁にぶち
当たって心が折れそうになった時、自らの足で1歩
を踏み出せる1つのきっかけになればと思い毎年
ハードな練習をこの合宿で行います。
ただ、そんな事を言ってもやるやらないのは本人
に任せており全てが自由。
新1年生なんて、初めての合宿になるが既に噂で
かなりきついと聞いてビッビっているよう。
さてさてどこまでやれるかな?
練習は上級生中心のAと下級生のセカンドチーム
と2つのコートを利用し2日間の合宿を行う。
その2つのコートで初日からアップと称して全員が
まずランニングからスタート。
A、セカンドチーム共に同じようなランメニューを
こなすのだが、Aチームが厳しいと言われるのは
時間制限があり、目標回数も決められており、
尚且つその制限が1人でも守れない場合、連帯
責任で回数がクリアされ全員が制限内で出来る
まで永遠に終われないところにある。
この初日、最初のランニングで早々に脱落する
メンバーが現れるとお昼を迎えようとする時間で
Aチームの半分近くがコートから姿を消した。
今年の上級生、残念ながら例年と比べると運動
能力、持久力、瞬発力等々が劣る面々が多い。
ただそれは分かりきった事なので合宿メニュー
もかなり抑えたメニューを組んでいる。
が、それでもリタイア組が多く出るのは少し想定
外な出来事だった・・・。
しかし、昼以降それぞれが回復し改めてコートに
戻ってきて練習に合流していく。その後もスキル
練習とランメニューを繰り返し何とか2/3ほどの
メンバーが残りAチームの初日を終えた。
過去の合宿のAチームは全員が最後を締め、皆
で達成感を味わい大声で喜びを分かち合う場面
が普通だったが、今年は静かに初日を終えたの
は少し寂しく思えました。
一方、下級生のセカンドチームは一旦コート外に
出て身体を休める面々も少しいたが、それでも
何とか耐え休んでは戻りの繰り返しで初日は無事
終了。
今年参加の合宿のセカンドメンバーは20名ほどだが、
そこで教える指導者はなんと5名。
因みにAチームは16名を俺一人。
サーキットトレーニングと称してファンダメンタル中心
に各スタッフが細かくそれぞれの目線で身振り
手振りで汗だくになって指導していく。
正直、ここまで下級生に力と時間と指導を費やす
チームも全国をみても多くはないだろう。ほんと
自分のチームながら下級生達は恵まれています。
そこに加え、このような催しものを行った際、遠方
から仲間が参加してくれ普通に指導にあたって
くれる。今回もこの2日間岐阜県から2人の指導者
が駆けつけてくれ熱い指導をしてくれました。
BEATは強いチームを目指しながら多くの人に応援
されるチームも目指しています。
そう考えるとほんと有難く、感謝するばかりです。
有難う、愛ちゃん、苅谷さん。
まだ残暑も残る暑い中の恵那合宿初日は決して
満足する内容ではなかったものの、大きな怪我も
出る事なく終了。