愛知県U15選手権 ①
「愛知県U15バスケットボール選手権大会2022」
がいよいよ本日から開幕。
今年になっても新型コロナウィルスは終息する気配
こそないが、それでも自チームを始め各チームの皆
さんが万全な対策を行い、安全かつ安心して活動が
出来る環境が戻ってきました。
そんな中、今年のBEATは個人的問題でメインメンバー
が離脱するなどチーム作りが進まず、長い間随分もが
いていたが選手権までの数ヶ月で交流会、カップ戦に
加え怒涛の練習を行い何とか本番までギリ調整に
こぎつけました。
BEAT入団から3年間の集大成となるこの選手権は
全国大会にも繋がるもので、クラブ大国の愛知県は
77チームの参加でノックアウト方式の一発勝負。
レベルも低くない愛知県で正直全国なんてそう容易く
ないもの。
それでもBEATは毎年その年のチーム力、個のスキル
を見ながら目標を設定しこの日に標準を合わせてい
ます。
今年のBEAT、類をみないくらい低身長のチームだが
うちのスタイルであるディフェンシブル、走るバスケで
カバーし、目標を目指していきたい。
さて、選手権最初の試合となる試合は2回戦から。
例年、情報網を使い相手チームのスカウティングを
ガッツリ行うのだが、初戦の相手のデータがほんの
僅かしかなかった。それでも事前に抑えどころを決め
入っていった。
ティップオフからボールマンに対し激しいプレッシャー
を与えかつ早い段階で攻撃に移る流れを作ると序盤
から得点を量産。2Qに入っても同じようなペースで
流れていき前半で試合を決めた。
後半に入ってベンチメンバーを入れ替えるも全員が
同じ意識の元最後まで戦い、この試合は大勝で3回
戦に駒を進めた。
そして3回戦、相手は昨年同様の対戦相手。
実はここのチーム兄弟チームというほど、以前から
深いお付き合いをしている仲。今年も既に対戦して
おりお互いが手の内を知り尽くしているから厳しい
戦いになると予測はしていました。
序盤から相手のガードを離さず起点をつぶして簡単に
やりたい事をさせないようなディフェンスに入って行く
BEATに対して、相手はゴールへのアタックを警戒し
ペイントエリアのスペースを空けずディフェンスから
速攻を狙う形で挑んできた。
1Qからやはり1点を凌ぎ合う大接戦の試合展開に
なっていき逆転に次ぐ逆転と前半僅か1ゴールリード
で折り返すヒリヒリした試合になっていく。
3Q早々、BEATのPGが早々に退場で一時大きく離さ
れそうな場面もあったが、控えメンバーの奮起で持ち
こたえ3Q終了時点でも何とか1ゴールリードで最終
クォーターを迎える事になる。
ただ言っても点はロースコアゲーム、これはうちの
土俵。最後までディフェンスの力を緩める事なく攻撃
に繋げていきたいところ。
4Q早々、良い形でショットが決まり流れを掴みかける
も残り5分以上残すところで、今度はうちのスコアラー
兼キャプテンが退場。
昨年もそう、3年前もそうだった、大一番の大接戦の
試合でメインメンバーが退場しそこで力尽きた。
一瞬その過去が少し蘇ったが、今年はそこに変わる
控えメンバーが要所で奮起してくれ良いところで最高
な仕事をしてくれる。
残り4分の時点でまだ同点で一進一退の攻防戦を
繰り返していた。ここまで上背の足らないBEATはDEF、
OFF共に尽くリバウンドを取られ劣勢状態になっていた
が、ここにきてベンチメンバーがリバウンドをとりセカンド
チャンスをものにし、大事なDEFリバウンドを死守。
そうなると最後の最後で一気に流れがきて得点を積み
重ねると僅か3分で2桁差をつけこの試合をものにした。
予測はしていたものの、ここまでの試合になるとは
思いもよらなかった。
ただ最後まで走力、シュート力も落ちず、残り1秒まで
全員がゴールに向いて攻撃した結果が最高な形になっ
たのではないだろうか。
さらに個々がしっかり役割を果たせたのも大きな勝因
の1つだろう。
非常に疲れたが何にせよ、お疲れ様でした。
いよいよ次はベスト8がけ、4がけの大一番。
以降もこんな接戦が予測されるが相手に負けたくない
強い気持ちと冷静になって自分の役割を全員が果た
せば結果もついてくるだろう。