『下呂杯オータムフェスティバル2022』 初日
この連休は岐阜県下呂市内のクラブチームとBEAT
のダブル主催で「下呂杯オータムフェスティバル2022」
を開催しました。
BEATと言えば設立当初から毎年岐阜県全域の多く
のチームに大変お世話になっており、今では自称
愛知岐阜代表と言うほど深いお付き合いを長くさせて
頂いております。
その流れから今回は共同主催という形で県外のトップ
クラスの強豪チームにお声かけし、2日間通しの大会を
岐阜県で行う運びとなりました。
この大会は関東圏から栃木県に群馬県、関西圏から
は大阪府、京都府に和歌山県、そして中部圏からは
三重県、岐阜県、そして我々愛知県と8府県がこの
岐阜の温泉地下呂に集合しました。
遠方チームの中には車で5、6時間かかるところもある
と聞きますが、どのチームも2つ返事で参加して頂いた
事に先ずはお礼申し上げます。
せっかく遠方から来て頂いたなら地域の違うチームと
の対戦を多く経験をさせてあげたいという気持ちもあっ
て、この2日間でフルゲームを5試合プラスB線と随分
タイトなスケジュールを組んでしまいました。
ただここは日本三名泉の下呂温泉、初日の夜は温泉
にゆっくり浸かって頂き疲れた身体を癒し怪我のない
よう2日間、十分に楽しんでほしいと思います。
さて初日は4チームずつ2つのブロックに分け総当
たりの予選。
BEATの初戦は京都府のチーム。現在も府内では常
にトップクラスの位置についている古豪の1つ。
今回は新チームでの参戦でまだ上背こそないが、
皆果敢にゴールへアタックするようなアグレッシブル
スタイルでとても下級生とは思えない。
その攻撃力で前半は手を焼き追いかける形になった
が、後半ディフェンスを調整し何とか逃げ切った。
ここ最近、試合の入りが非常に悪いBEAT、特にディ
フェンス。
もう少し相手にマッチした的確な守りを予め指示しな
ければいけなかったとベンチが反省。
2試合目は大阪府のチーム。ジュニアの下にミニバス
も抱えており毎年上手く連携させ安定した強さを誇る
チームだ。今年もビッグマンのエースを擁し他メンバー
も非常に高いスキルを持つ強豪チーム。また礼儀も
姿勢もよく見習うところ多くある非常に良いチームだ。
序盤からディフェンスもオールコートで当たってくる
相手にプレッシャーを感じ、最後までターンノーバ連発。
後半も立て直す事も出来ず敗戦。
ここに来て今シーズン最低の試合を披露してしまった。
冷静に的確な判断が出来ず、焦りから生じたミス。
大きな課題を残した試合でした。
そして予選の最終試合は栃木県のクラブチームとの
対戦。チームスタイルはうちと同じくディフェンスを
主体とするチーム。毎年県トップクラスに位置する強豪
だが今年はチームバランスも良くハードなディフェンスに
加えトランジションも早く得点力も非常に高いチームだ。
序盤こそ何とか食らいついたが、中盤から力の差を見
せつけられ結果惨敗に終わる。
控えの選手でもスキルが高く、どの選手でもディフェン
スと走る事を意識していたところに普段からのハード
ワークが物語っていた。
このようなチームがまさにBEATのお手本なんだろう。
結果こそ出なかったが全国区クラスのチームとの対戦
はやはり今まで欠けていたスキルや低い意識が露呈
される。愛知県選手権ももう間近だが、ここでもう一度
見直せる環境を頂いた事に逆に有難く思えなければ
いけない。
心を折れる事なく前を向くしかないね。
ところで、本日のBEATユニフォームは設立当初から
使用していたオールドスタイルを初披露した。
もう生地はボロボロでとても継続して使えないが、この
ユニフォームにはこれまでのBEATの伝統がつまって
いて、先輩達から引き継いだ思い入れのある品だ。
まさか10年以上使うとはね、このユニフォームは以降
使うことはないかもしれないが、心と意識だけでも伝統
は次への世代へと引き継いでほしいね。