2022年度合宿 in 関市 初日
今年もBEAT Jr.の恒例行事である合宿を今やサブコート
とも言える岐阜県は板取の体育館で2日間がっつり行い
ました。
初日は雨天だったものその分気温も低下していて体育館
の中は比較的心地よい感じ。メンバー全員とは行かなか
ったが、それでも全学年対象で総勢35名が体育館に顔を
出し熱い合宿が始まりました。
例年冒頭に伝えてる事だが、この合宿はスキルアップ
のみを目指しているわけではなく、個の意識力を高め、
強い心を養う為に行っている。
だから大きな目的は先ず今の自分と向き合い現在の力
を知るところから始まり、限界を超えようとする自分を見
つけ出す事が出来るか、或いはチャンレジする姿勢を
持ち続け最後まで諦めずにやりきるかという自分との戦
いが主なのである。
今更気合と根性論を持ち出したら指導力を疑われてしま
うかもしれないが、それでも力が拮抗した最後の戦いは
気合と根性が備わったチームが相手を上回る事が出来
るのではないだろうか。
そして、この2日間で成長し大きく変わるきっかけを掴む
者が毎年いて、さらに合宿の中で普段我々が気づかな
かった個の姿勢も目の当たりにする時もある。
今年はどんなドラマが生まれるのだろうか楽しみである。
さて、通常練習と同じように3年生主体のAチーム、1、2
年生主体のセカンドチームとで2つのコートに分かれ
練習開始。
普段の練習では多くの練習時間を取れない為、フット
ワークやランメニューをあまり行っていないがこの合宿
は別。ここぞとばかりランメニューを多く取り入れ時間
いっぱい走り続けてもらう。
先ずはアップでコート内を60~70周ばかりのランニング
から始まり、練習の合間をぬってシャトルランを入れて
いくが、この数も1日でおよそ80本弱走ってもらった。
Aチームにおいては時間制限も設けており、時間内で
到達できなければ、また1から再開と厳しさアップ。
練習半ばでコート傍に設置してあるバケツに飛びつき
もどしてしまう者、足が攣り大声で泣きわめく者が続出。
ただ勘違いして貰って困るのは、この合宿では決して
強制とうたってはいない。あくまで自分で判断し限界を
感じたら即休息してもらっても構わない。そこには罰則
も叱咤もなにもない。
限界を決めるのも途中で辞めるのも全て本人次第。
でも今年は例年に比べ早々にリタイアする者、足が攣り
一時離脱する者が多かったように思える。
そんな中、苦しんでいる者を優しく介護してくれる親御
さんも多くいて大変助かったが、もう少し気合を入れて
ほしかったな。
一方、セカンドチームの2、1年生もやはりこの合宿の
メニューはランメニュー中心。
合宿初参加の1年生達は事前に合宿の中身を耳にし
ており、さぞ緊張して入ったようだが皆で声を出し合い
懸命に付いてきたようだ。
BEATは基本学年を問わず頑張った者、しっかり実績
を残した者が中心になっていくチームスタイル。
たかが合宿だが我々スタッフはこの日の頑張りを見て
次のチャンスを与えます。
頑張った者が損をしないようにしなくてはね。
決して弱音を吐かず喰らいついていく。格上相手でも
下を向かず最後まで戦い続ける。
まさにこれはBEATのスタイルであり、10年以上経って
もそのスタイルは毎年引き継がれている。
この合宿はその強い精神力を身につける1つの術で、
そのマインドによって結果がついてきてるからこそ、
例年繰り返している。
合宿初日、怪我人も出ず無事終了。
Aチーム、セカンドチーム共に全員メニュークリアとはいか
なかったが、それでも吐いてダウンしては戻り足を攣って
休んではまた戻り最後まで挑戦し続けましたね。
先ずはお疲れさん。