『BEAT Jr.カップ2022』初日
この週末はチームの冠カップである「BEATジュニアカップ」
を開催しました。
年に1度、唯一の冠カップ戦で今年の開催場所は昨年
の高校IHで見事初優勝を飾り今年のIHでも全国ベスト4
と大健闘した中部大第一高等学校の体育館。
今年も中部の先生、選手の皆さんの絶大なるご協力を
得て無事開催する運びとなりました。
トップレベルの高校生達と同じ環境で試合が出来るだけ
でも贅沢な話しで、試合の傍でその選手達が見ててくれ
るだけでもモチベーションが上がるのではないだろうか。
さらに体育館は冷房完備で熱中症対策は万全、そこに
加えしっかりコロナ対策を行い、安全で安心出来る大会
になるようBEAT全員で各チームをおもてなし致しました。
例年、県外チームとの交流が多いBEATだが、この大会
も中部圏のチーム、Bユースチームを始め埼玉、和歌山、
滋賀県の各地域のトップクラスのチームに参加して頂き
ハイレベルでワクワクするような大会を催しました。
初日の予選はチームを4チームずつ分け、4Qフルゲーム、
3試合を行いブロックで順位を争うもの。
遠方から駆けつけ大変かと思いますが、逆にせっかく
遠くから来たならば1試合でも多くの経験がさせてあげ
たい、地域の違うチームと対戦を多く組みたい、良かれと
思った、そんな勝手な思いでハードなタイムスケジュール
を作ってしまいました。
その初戦、BEATの対戦相手は地元のクラブチームと
の試合で始まった。
活動の後半にあたるこの時期、チーム力をあげ簡単に
負ける事なく勝ちに拘って戦っていく時期だが、それでも
少しでも全員に経験をと思い、この試合はベンチメンバー
全員でタイムシェアし挑みにいきました。
序盤からハードなディフェンスで当たりスチールからの
速攻で得点を重ねていき早々に流れを掴み点差を広げ
ていく1Q。2Qも同じようにディフェンスから攻撃に繋げ
前半でセーフティリードを確保し終える。
後半に入ってメンバーを総入れ替えして挑んだ3Qは
イージーミスが増え出し、ショットが落ちだすも、最終クォ
ーターに修正しさらに点差をつけて快勝で初戦をもの
にする。
2試合目、相手は和歌山県のクラブチームとの対戦。
和歌山県でも屈指の強豪チーム、昨年も一度対戦させ
て頂いたが個の能力も非常に高く毎年安定したチーム。
どこまで通用するのか楽しみな対戦でもあった。
1Qはお互いハードにゴールアタックするが、ディフェンス
で阻んでいく似たような展開でロースコアな点でゲーム
が流れていき1ゴールリードの僅差で終える。
2Q早々セットからの3Pを決めると徐々に点が動いて
いき少しずつリードの差を広げていく。
ただ要所でリバウンドからのセカンドショットを決められ
僅差でリードし前半終了。
流れをそのまま掴み取りたい後半、スチールからの
得点で点を重ねると、良い場面で連続で3Pも決まり
良い流れを持って最終クォーターを迎えた。
4Qはお互い序盤のような重たい試合になり失速しつつ
も最後までディフェンス力が落ちなかったBEATは何と
か最小失点で抑え逃げ切る形で勝利で終える事が
出来ました。
そして最終試合、私は仕事で帰らざる終えず、龍星、
山岡コーチに託し最終試合に挑んでもらった。
お相手は埼玉県の有名強豪チーム。
選手層も厚くオールラウンダーで動ける選手が多く
いる良いチーム。
序盤からハードなディフェンスで速攻からの得点が
増え一気にランし得点を量産する。ディフェンスも機能
しておりしっかり対等に戦えている1Qは2桁の点差を
つけて良い入りで終える。
2Qに入り1線、2線は非常に効いていて簡単にショット
させず速攻系で得点をしていくが、3線からの飛び込み
からのアタックで得点をされ大きくリードをさせてくれ
ない。それでも前半は最小失点で抑え良い形で前半
を終える。
後半に入ると足が止まりミスとファールからの失点で
失速するが何とかディフェンスで我慢して最終クォー
ターに繋げていく。
そして4Q、相手の高さで失点を許し、アウトサイドも
決められ嫌な流れになるも、タイムアウト後で修正
していき合わせのボーナスプレイで立て直していく。
お互いスコアも伸びないが最後までディフェンスをし
この試合も最小失点で抑え勝利しブロック1位で初日
の予選を終える事が出来ました。
初対戦の県外強豪チーム相手含め本日全ての試合を
40点以内に抑えたディフェンス力は褒めるに値します。
ただ要所で出るイージーなパスミス、駆け引きもない
突っ込んでいくようなオフェンスそして気を抜いた時
に取られてしまうリバウンド、こんな些細なところを
意識して直すだけでももっとチーム力は上がると思い
ます。
勝ちに拘って戦っているが最後の戦いに備え、試合の
中身にも拘って成長しながら経験を積んでいって下さい。