『ISCカップ』2日目
「ISCカップ」2日目。
BEAT Aチームは決勝トーナメントに進み、Bチームは
交流戦にまわった。
大会毎にレベルの高い相手との対戦が多くなっているが、
これもコロナ前と同じ出来事。
少しずつ成長しながら最後に繋げていきたいところ。
さて2日目の初戦は準決勝からのスタート。この2日目から
4Q制に切り替わったが、この4Qを上手く使っていきたい。
相手は岐阜県のクラブチームとの対戦で個の能力が高く
上背の高いオールラウンドダ―も要する強豪。
序盤、タイトなディフェンスをしてくる相手を交わしてファー
ストシュートを決めるとディフェンスで応戦して流れを掴み
に掛かるが、イージーなミスが出て、その後ファールが
かさみまたもロースコアゲームの均衡した試合になって
いく。
2Qに入るとお互いファール合戦になり、共にファールトラ
ブルの状態になりスコアが大きく動かないでいる。
一方のBEATは相手のオールコートディフェンスにやや
怯みボール運びの難点を示すがそれでも何とか凌いで
5点ビハインドで前半を終える。
3Qの後半、やはり2Qと同じような展開だが、ディフェンス
負けだけはしないよう失点を抑えていくと僅かに追いつき、
最終クォーターを迎える事になった。
4Q前半、一進一退の攻防戦となり、ここぞという1本を
止められず無駄なファールだけをカウントされてしまう。
残り6分を切ったところで、先ず1人ファールアウトで退場。
この試合最大の7点ビハインドを背負ったところでディフェ
ンスをオールコートに変更。
そのオールが機能し得点差を徐々に縮めていくが残り
3分をきったところでまた1人ファールアウトでメンバーを
失う。しかし相手もファールトラブルになり2人退場となり
全くのイーブン。
そして残り1分のところでタフショットを決めると、とうとう
相手の背中を捕らえ1点差まで詰め寄り残り8秒でアタック
からファールをもらい2スロー獲得。
ここでタイムアウトを請求。
「ここで2本決めたらヒーローじゃねぇ」みたいな笑い話しを
しながら送り出すと、この貴重なフリースローを見事2本
決め逆転。最後は相手のアタックを防ぎ接戦をモノにし
無事決勝に駒を進めた。
いやはや疲れました。
ただここまで接戦になってしまった理由は明確。
両チームとも多くのファールを取られてる中でその修正
をする事もなく最後までそのまま戦い続けてしまった事と
要所でイージーなミスが連発したに過ぎない。
試合中でもしきりに、内容では負けていないと伝えていた
が、結果絶対的なPGがおらずボール運び、ゲームメイク
が出来ず、終始相手に合わせてしまっただけ。
こんなところも以降の課題の1つだろうね。
そして決勝戦、相手は県内強豪クラブの1つ。
ミスマッチも生じていてタフな試合になりそうだが、その
入り、中、外、ドライブ、ゴール下、どこから打っても全く
入らないシュートが続き、その外したボールを速攻に持っ
ていかれ一気に失点を許してしまう劣勢状態からスタート
してしまう。
そうシュート率僅か8%・・・。
2Qに入り早々にオールコートに変えるとそのディフェンス
が機能しフィールドゴールを0に抑えるも返せずこのクォーター
は4-3のスコア・・・。
必死で守っても全力で走り続けても肝心なシュートが決まら
なければバスケットボールの試合にはなりません。
ただ、点差よりはそこまで負けていない試合内容である。
後半3Q、4Q共最後までオールコートをしかけると1Qほど
の差は付かずやられているところはミスマッチのゴール下
だけ。シュート本数だって相手を上回っている。
結果1Qの大きな差でそのまま推移して決勝は惨敗で終え、
ISCカップは準優勝で幕を閉じた。
言い訳だが、結果、今の課題のままの試合展開だったわけ。
ただそれだけ。
例年、総体が終わる8月以降からオフェンスの練習を中心
に始めていき上げて行くが、今年はそんな悠長な事を言っ
てる場合でもなさそう。早々に着手していきます。
それでも良く頑張りました。お疲れ様。
さて、交流戦に回ったBチーム。
機能同様全員でタイムをシェアして今日の2試合を挑み
ました。結果2試合共、全員参加で勝利して終えましたが、
近々の大きな課題はやはりディフェンスだろう。
傍で指揮をとっていたスタッフも1線~3線というディフェンス
の言葉は知っていても、そのほんとの動きを全く理解して
いないって言っていたが、それは本当だろう。
さらにそのディフェンスをする為の足作り、フィジカルも
同様作って行かなければいけないし、攻撃に関しても
バスケットボールを知らな過ぎる。
なんか1on1なのか3by3なのか分からないがチームバスケ
の欠片もない動き。
最も我々の指導不足であるので、そこは受け入れて今回
のカップ戦を次の糧に変えていきたいところだ。
また来季のBEAT、下級生を寄せ付けない力のある現2年生
もおらず、1年生を含めたチーム内競争は必須。
現在この2学年の差はなくこの半年で何とか個のスキルと
バスケIQを上げていってほしい。
せっかくこのような実践の場を頂けるなら今の自分を知り
次のステージに上がる為、努力を惜しまないで下さい。
先ずはお疲れ様。
最後に2日間、多くのチームが参加した大会でしたが、
主催チームの皆様を初め参加チーム並びに対戦チームの
皆様誠に有難うございました。
全学年が有意義に過ごさせて頂けた事に感謝です。
どうか宜しくお願い致します。