愛知県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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BEAT Jr.2020合宿 in SEKI ①

提供元:BEAT Jr.
2020/09/26 20:13
  

恒例行事になっている『BEATジュニア合宿』だが、
今年はコロナ蔓延という事で中止も考えたが、今月から
やや終息しつつある状況でかつ合宿場所の環境も考慮
して、事前に十分に対策を打って行う判断をしました。

今年の合宿ももう慣れ親しんだ場所、岐阜の関市にある
板取体育館で行いました。
開放的で換気も行き届いた2面しっかりある体育館、
使用人数制限もあったがそこはきちんと守り、参加者
全員の体調管理もしっかりしながら初日を迎えた。
3週間日程をずらしたせいもあってか気温も十分に落ち
着き、例年のようなうだるような暑さではなく比較的過ご
しやすい天候だった。



さてこの合宿は毎年の事だが、たかが2日間で技術の
向上を図るものではない。
チームのスタイルである走るバスケの原点に戻り、
2日間走り続け今の自分の限界を超えようとする自分を
見つけ出しかつ最後まで諦めずにやりきる強い心を
作るのがこの合宿の大きな目的である。
試合の中でよく言う言葉、「相手に走り負けない」、
「最後まで走り続ける」、そんな言葉をかけても走力、
走ろうとする精神力がなければそれは叶わない。

この2日程度でそこまでの力も付くとは限らないが、この
合宿で一皮も二皮もむけ大きく成長する者も毎年いる。
そんな姿を毎年見てきているので今年も同じように容赦
なくハードにやっていきます。

さて練習は通常練習と同じように3年生と一部の2年生の
Aチーム、1、2年生のBチームとでコートに分かれ開始。
軽くストレッチを行い即ランニングから開始。



ランニングと言ってもジョグ程度の軽いものではなく特に
Aチームにおいては秒数をしっかり決めて全員がその
目標数値以内でこなさなければ永遠に終わらない。
1人でも脱落したら再度リスタート、だから誰1人手を抜く
事の出来ないハードなランメニューからスタートした。
下級生だと開始早々脱落するものもいるが今年もものの
数分でダウンする者がいたね。
でも大丈夫、コートの隅にはいつでも使えるバケツが
用意されている(笑)それを使用せざる終えないほど
毎年走り込ませているという事だ。



たかが走るだけでも意識も気持ちは変わっていくもの。
普段からあまりコミュニケーションを取らないうちの奴ら
だが、時間が経つにつれて仲間に声を掛け、仲間の
背中をおして助けてくれる奴らが出てくる。
合宿に協力してくれる親御さん達からも声を掛けてもらい
その声で自分を奮い立たせ、もう少し頑張ろうとする輩も
出てくる。
こういう事が力の源の原点ではないだろうか。

止めるのは簡単だよ、ただね足を止めて休んだ時、
お前達は傍で休まず頑張っている仲間を見る事になる
んだよ。
そもそもの体力の差、運動能力の差があるから皆と
同じ事が出来ない者もいるだろう。だったら自分ペースで
いいから簡単に諦めて足を止めず最後までやり抜いてくれ。

そんな思いもありながら声をかけながら見ていたが、そこに
答えようとしてフラフラになって走り続ける者もいれば
残念ながら涼しい顔をして休んでいる者もいる。
正解が無いから判断しようがないが、俺達はそんなところは
しっかり見ています、頑張った奴らが損をしないようにね。

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