祝卒団♪
本年度最後のメインイベントであった2019年度メンバー
の『卒団式』中止。
新型コロナウイルス蔓延に伴いやむを得ずという苦渋
の決断をしてしまったが痛恨の極みだ。
ここまで開催時の改善、縮小を模索しながら何とかと
いう思いで進めて参りましたが既に世界規模で起こっ
ている事情も考慮しての泣く泣くの判断・・・、
ゴメンなみんな。
昨年同様、豪華に地元のホテルを借りチーム全員で送り
出し最後は笑顔で終えたかったが本当に残念に尽きる。
それでも、これまでBEATを支えてくれた3年生達、
一緒に戦い抜いてくれた自慢の教え子達よ、
ここまで一緒に過ごしてくれて「有難う」♪
こんな中だが、これまでを振る返ってみると卒団予定の
8校から集まった13名のメンバー達の代もやはり非常に
思い入れのある年だった。
『147日』
これは昨年度の練習日及び週末に参加した大会等の
累計した日だが、奴らとは年間を通して2.5日に1度、
顔を合わせている計算となる。
たかがバスケでいい年した爺じいが中学生達とどんだけ
一緒に時を過ごしているんだろうね(笑)
まぁ、それだけ充実していて楽しかったという証だろう。
新チームスタート時、平均163cmというBEAT史上最も
低身長だったこのチームに頭を悩ましチーム作りにも
試行錯誤したっけ。
ただこの年の面々、真面目の子も多くかつ「言葉を受け
入れる心」を当初から持ち合わせていた。
だから練習をやればやるほど個のレベルもチーム力も
少しずつ上がっていき、最後は何とか頂点も狙って
みようというところまで行きついた。
結果、最終目標である大会こそ思い通りにはいかなかっ
たもの、年間に参加した19もの大会、カップ戦では9度の
優勝に3度の準決勝、2度の3位入賞と十分過ぎる結果も
得た。
どこへ行っても「背があったら」って言われ続けてきたが
上背が足らなくとも、うちのスタイルでも十分通用する
という事を奴らが自ら証明してくれましたね。
さらに今年は合う人合う人に「大人しくなったね」って
言われました、俺がね(笑)
いやいや大人しくなったのではなく、そこまで声を荒げて
言う必要がなかった年だっただけ、だから奴らとは普通に
会話が進み時には馬鹿話しも出来るようにもなった。
むしろ奴等の方が空気も読めて俺より大人だったのかな。
ベクトルが同じ方向に向きメンバーとの温度差が無くな
った時からチームが上向き楽しさが増したのは言うまで
もない。
そして今年も多くの方々に応援され、必死に頑張って
きた奴らを一番の「特等席」で観れた事が誇りに思い
大いに感謝しています。
よく笑顔があった年、こんなイレギュラーの年だった
からこそ生涯忘れないだろうね、この代は。
選手権最後、試合後のスタッフ龍星の涙・・・。
泣けれるほど悔しくって人を泣かすほど頑張る事なんて
人生の中でも、そうそうない事だよ。
しかし、その涙を見て爆笑はねぇだろ、この野郎!(笑)
でもね、そんな人達が多くいたのも今年の代なんだよね。
この情勢、まだまだどうなるか分かりません。
ただ奴らはここを卒業して次のカテゴリーでもバスケを
続けてくれるなら応援し続けます。
本当なら卒団式で1人づつ思いを声にして直接伝えた
かったが、残念ながらそれも出来ずじまい。
次はOBとして皆で元気な顔を見せて下さい。
その時またいろいろ話そまい。
ほんと、「3年間お疲れ様でした」。